
甘くておいしいバナナ。でも、体を冷やす作用があるともいわれているから冬はちょっと心配...
そんな中、SNSで話題になっていた「焼きバナナ」を作ってみたところ、実がとろとろになり甘くてやみつきに。加熱することで、体を冷やす作用が弱まるともいわれている。
オーブントースターで簡単にできちゃう「焼きバナナ」の作り方を紹介します。
【簡単♪あま〜い焼きバナナの作り方】
1)バナナを用意する
美味しそうなバナナを選んでね。

2)皮ごとオーブントースターで5分〜10分ほど加熱し、皮が黒くなるまで焼く
まっ黒になってびっくり!オーブントースターから取り出す時は、やけどしないように注意しよう

3)皮をむいたら完成!
実が柔らかくなっているので、皮をむく時は慎重に。

栄養豊富なバナナだが、体を冷やしやすい果物として知られている。
漢方相談薬局「CoCo美漢方」スタッフで国際中医専門員の田中友也さん(@mococo321)によると、「焼くことで体を冷やす作用が弱まる」という。
「冷え性の人や、冷えが原因の頭痛や肩こり、生理痛に悩まされている人などがバナナを食べすぎると、症状が悪化する可能性があります。寒い冬にバナナをたくさん食べることも、ますます体を冷やしてしまい体調悪化につながりかねません」
こうしたデメリットを解消する方法が、「加熱すること」だ。
田中さんによると、バナナを焼くことで体を冷やす作用が弱まるうえ、甘みも増すという。「便秘改善に加え、風邪予防や疲労回復の効果も期待できます」
電子レンジやフライパンでもOK
自宅にオーブントースターがない!という人も、ご安心を。
「電子レンジ(500W)にバナナを入れて5分ほど加熱すれば、焼きバナナと同じ効能をもつ『ホットバナナ』が作れます。乾燥する冬には、はちみつをかけて食べるのもお勧めです。皮をむいて、フライパンで焼く方法でも良いでしょう」(田中さん)
田中さんが推奨する、焼きバナナを食べるタイミングは「朝食時」とのこと。「胃腸を元気にして、疲労回復の作用も期待できる焼きバナナを朝食べることで、一日を元気にスタートさせることができます。私自身も、食欲がない時でもペロリと食べられるので、重宝しています」
特に体を冷やしたくない冬に、とろ〜り甘いバナナを楽しむための簡単なひと工夫。ぜひ一度お試しあれ!