トランプ大統領のある写真が話題になっている。
11月26日の感謝祭(サンクスギビングデー)で、ホワイトハウスから米軍とのテレビ会議に出席した様子なのだが、執務机が何だか小さい気がする。
アメリカのTwitterでも、「Resolute Desk(大統領執務机)」というワードがトレンド入りした。
大統領執務机といえば本来、次のように立派な造りをしているはずだ。
もしかしたら、写りの問題で実物よりも小さく見えるのかもしれない。
別の角度や引きのカットも確認してみよう。
いや、どう見ても小さい。
まるで小学校の机を思い出すほどのミニサイズっぷりだ。
座っている椅子も、だいぶ小さい模様だ。
見慣れない机の登場からか、Twitter上では「選挙に“負けた”から、この机をあてがわれた」「既にホワイトハウスの備品を盗んだの?」といった憶測が飛び交う始末だ。
確かにバイデン政権への移行が始まってはいるが、本当にそんなことがあるのか。
はたまた、政権移行開始の影響なのか。
もちろん、全て根も葉もないデマだ。
CNNによると、大統領は通常、ホワイトハウス内の大統領執務室(Oval Office)にある立派な執務机を使用し、法案などに署名する姿が撮影される。
だが、建物内の別の部屋や、ホワイトハウスを離れた場所で署名する際などに、この持ち運び用の執務机が使用されるという。
7月に署名したテキサス州でエネルギー開発の許諾や、2017年3月にホワイトハウスのルーズベルトルームで国防・教育関連法案に署名した際にも、このミニ執務机を使用していた。
ルーズベルトルームでの署名の際、トランプ氏も「まるで子供机のよう!でも大丈夫。私が見た中で最も小さな机だ」と驚きを口にしていた。