クオリティ・ライフスタイル誌『GQ JAPAN』(コンデナスト・ジャパン発行)が、その年に圧倒的な活躍をみせた人を称える「GQ MEN OF THE YEAR 2020」の受賞者を発表した。
受賞者は、こちらの方々。
EXITさん(お笑い芸人)
瑛人さん(シンガー&ソングライター)
大坂なおみさん(プロテニスプレイヤー)
黒沢清さん(映画監督)
SixTONESさん(アーティスト)
Snow Manさん(アーティスト)
田中みな実さん(アナウンサー 、 俳優)
NIGOさん(クリエイティブディレクター、 ファッションデザイナー)
福澤克雄さん(ドラマ・映画監督)
星野源さん(音楽家、 俳優、 文筆家)
本木雅弘さん(俳優)
※五十音順
11月23日午後7時30分から授賞式が開かれ、生中継される。授賞式ではトロフィー贈呈や受賞者のスピーチ、瑛人さんによる「香水」パフォーマンスなどを予定している。
また、11月25日発売の『GQ JAPAN』2021年1・2月合併号で、「GQ MEN OF THE YEAR 2020」受賞者のインタビューを掲載する。
受賞者と受賞理由(発表文より)
EXITさん(お笑い芸人)ベスト・コメディ・デュオ・オブ・ザ・イヤー賞
<受賞理由>
現代の若者のセンスによるお笑いとファッションで大人気を博し、2020年、もっとも飛躍的な活躍をみせたお笑い芸人デュオ。政治問題についても、「影響力は自分で持ったもの。その自分が思うことを発言するのは、本当に自由だと思う」と主張、 多くの人たちの共感を呼んだ。
瑛人さん(シンガー&ソングライター )ブレイクスルー・ソング・オブ・ザ・イヤー賞
<受賞理由>
ソーシャル・プラットフォーム上での人気から火がつき、爆発的な大ヒット・ソングとなった『香水』は、YouTubeでのミュージックビデオ再生回数が1億回を突破、今年一番の話題曲となった。
大坂なおみさん(プロテニスプレーヤー)アクティビスト・オブ・ザ・イヤー賞
<受賞理由>
全米と世界を巻き込んでひろがった黒人差別に抗議する「ブラック・ライヴズ・マター」運動を背景に、8月末から9月13日まで開かれたテニスの全米オープンのコートに、大坂選手は毎試合、差別の犠牲者となった黒人の名前をプリントしたマスクをつけて登場、人種差別に反対する意志を世界に発信した。そして、女子シングルスで2度目の全米オープン制覇を成し遂げた。
黒沢清さん(映画監督)フィルム・ディレクター・オブ・ザ・イヤー賞
<受賞理由>
監督した映画『スパイの妻』が、 2020年9月にイタリアで開催された第77回ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞、日本人監督としては17年ぶりの快挙を達成した。
SixTONESさん(アーティスト)ポップ・アイコン・オブ・ザ・イヤー賞
<受賞理由>
アイドルであると同時に、その高い音楽性が魅力のSixTONES。R&BやEDMといったトレンドを単に真似るのではなく、しっかり消化して採り入れた世界基準の音楽を武器に、2020年1月のデビューから瞬く間にポップ・アイコンとして旋風を巻き起こした。
Snow Manさん(アーティスト)ポップ・アイコン・オブ・ザ・イヤー賞
<受賞理由>
最年少は17歳、いちばん年上は28歳と、11歳の年齢差の、背景も経歴もまちまちの9人がまとまり、デビュー初年度の2020年、いきなりトップ・アイドル・グループに駆け上がった。デビューから、ミリオン2連発という比類ないパワーに大注目。
田中みな実さん(アナウンサー、 俳優)ブレイクスルー・ウーマン・オブ・ザ・イヤー賞
<受賞理由>
初の写真集『Sincerely yours…』が60万部という記録的なヒットとなり、 テレビ朝日とABEMAの共同制作ドラマ、『M 愛すべき人がいて』では敏腕プロデューサー、マサの秘書役を怪演して話題をさらった。アナウンサーやタレントのみならず、新しい分野にチャレンジし続け自己更新をする姿は、多くの人たちの共感を呼んだ。
NIGOさん(クリエイティブディレクター、 ファッションデザイナー)ファッション・デザイナー・オブ・ザ・イヤー賞
<受賞理由>
「LV²」なるルイ・ヴィトンとのコラボが大きな話題を集める一方、東京の20ブランドに呼びかけて「ブラック・ライヴズ・マター」のチャリティーTシャツをつくるなど、2020年、再びファッション・シーンの世界的主役に躍り出た。
福澤克雄さん(ドラマ・映画監督)TVドラマ・ディレクター・オブ・ザ・イヤー賞
<受賞理由>
演出したTBSドラマの日曜劇場「半沢直樹」は、テレビ・ドラマ史上異例の大ヒットとなった。 多彩な俳優陣による「名言」や「顔芸」も毎週注目を集め、「半沢直樹」はツイッター上でも10話連続世界トレンド1位を記録し、コロナ禍の日本に旋風を巻き起こした。
星野源さん(音楽家、 俳優、 文筆家)インスピレーション・オブ・ザ・イヤー賞
<受賞理由>
俳優として主演を務めたドラマ『MIU404』が大ヒット、音楽家としてもソロデビュー10周年を迎えた。コロナであらゆるモノが大打撃を受け、エンターテインメント界にも大きな影響がある中、インスタグラムに投稿した楽曲「うちで踊ろう」の動画が一躍話題に。日本中を元気づけた。
本木雅弘さん(俳優)アクター・オブ・ザ・イヤー賞
<受賞理由>
大河ドラマ『麒麟がくる』で斎藤道三を圧倒的かつ革新的な演技で熱演。 “道三ロス”という言葉も世にひろがるほどの人気になった。同時期に放送された『プロフェッショナル 仕事の流儀』では、初めての長期密着取材を受け“新たな本木雅弘”をさらけだし、話題になった。