世界自然保護基金は、ゴリラを「優しい巨人」と呼んでいる。オーストラリアの動物園のゴリラを映したある動画には、その理由がよく表れている。
Viral Hogが11月18日に投稿したビデオでは、オーストラリアのニューサウスウェールズ州の動物園のゴリラが、けがをした鳥の世話をして、飛ぶように促しているように見える。
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映像では、地上で静止している小鳥にゴリラが近づき、顔を地面につけてじっと様子をうかがっている。その後、ゴリラは鳥の尾のあたりに何度もやさしく触れ、鳥を飛び立たせようとしているように映る。
鳥は羽をパタパタとはためかせ、ゴリラはやがてその場を離れていった。動画の中で観察者の女性は「なんて素晴らしい」と驚嘆の声を上げている。
ビデオの撮影者とみられる人物は、YouTubeの説明で、この場面について「ゴリラは鳥を傷つけることなく立ち去った。こんなに大きな動物がとても優しいのは驚くべきことだ」と述べている。
おそらく、ゴリラのこうした行動は珍しいことではない。One Kind Planetによると、ゴリラたちが示す感情の一つは「思いやり」という。
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ハフポストUS版の記事を翻訳・加筆しました。