アメリカ大統領選で民主党のジョー・バイデン氏の勝利が確実となった。
バイデン氏を支持する人々が街で歌ったりダンスをしたりして喜ぶ姿がSNSに溢れており、それはアメリカのセレブリティたちも同様だ。
映画『世界にひとつのプレイブック』でアカデミー賞主演女優賞を獲得したジェニファー・ローレンスもその一人。
Twitterにパジャマ姿で通りに出て、人目を気にせず、「イエーーーーーーイ!!!!」と大声で叫び、ヘッドバンキングで喜びを表す動画を投稿した。「ボストンに来て一緒にパーティしよう(#comeonbostonletsparty)」とコメントを添えている。
バイデン氏勝利確実の報道を目にしたローレンスは、豹柄のマスク、ピンクのパジャマパンツ、灰色のスウェット姿で家を飛び出した。
両手をあげ雄叫びをあげながら、ボストンの通りをダッシュ。走るのを止めると音楽にあわせて頭を激しく上下に振るヘッドバンキングを始めた。
聴いている楽曲は、チャイルディッシュ・ガンビーノの「This Is America」だと思われる。
かつては共和党支持者だった
ローレンスは10月に、かつて共和党を支持していたことを明かしている。2008年に民主党のバクラ・オバマ氏が勝利した大統領選挙は、1990年生まれのローレンスにとって初めての選挙で、その際は共和党のジョン・マケイン氏に投票したという。
「共和党を支持する家族の中で育ったのは幸福だった。共和党の財政政策が恩恵をもたらすさまを見てきたから。そして、社会問題への取り組みが、私の見解とは一致していないこともわかりました」
2016年の大統領選でトランプ氏が当選したことで、「すべてが変わった」という。「いくつもの法に違反し、白人至上主義を非難しないインピーチメントな(=弾劾された)大統領です。超えてはいけない一線があると思います」と、トランプ氏について述べた。
その後ローレンスはあらためてTwitterに、2008年にジョン・マケイン氏に投票したことを明言した上で、「オバマ大統領を通じ、自分の権利に反する票を投じたことに気づきました。私は今、民主党を支持することに誇りを持っています」とつづった。
「トランプは自分自身を優先し続ける」
ローレンスは、10月にV Magazineのインタビューに答え、バイデン氏と、史上初の女性副大統領になるカマラ・ハリス氏への熱心な支持を表明し、トランプ氏を批判した。
「今年はジョー・バイデンとカマラ・ハリスに投票します。なぜなら、ドナルド・トランプはこれまでも、そしてこれからも、アメリカの安全と幸福よりも自分自身を優先し続けるからです。
彼は、アメリカ人として、そして何より重要なのは、人間としての私の価値観を決して代表してはいません」
この記事はハフポストUS版の記事を翻訳・編集しています。