アメリカ大統領選で行方を左右すると注目されるネバダ州。
なかなか進まない開票の状況に問い合わせが殺到し、その「回答」を発表したのだが、「答えになってない」とさらに突っ込まれる事態に追い込まれている。
誰もが開票全体の進捗状況など知りたがっているのに対して、ネバダ州は、個別の有権者が自身の票の状況を知る方法などについて説明したのだ。
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「選管が分散されているため、選挙部門が提供するシステムやツールは、17の郡からのデータを集めなければなりません」
「それぞれの郡が異なる選挙管理・有権者登録システムを使用していることから、投票者が得ることができる情報は郡ごと、場合によっては有権者ごとに異なります」
そうした前置きの後で、システムやツールを使う際の注意事項、システム内で表示される自身の票の開票状況の見方などが記されている。
全体の開票状況などを期待していた人たちは、「答えになってない」とそう突っ込み。
「知りたいのはいつ開票状況を更新し、それが何票か、だ」
「なぜ他の州のように継続的に開票状況の進捗をアップデートしないのか」
といった声が上がった。
ネット上では、ネバダ州の開票の遅さを皮肉る投稿が相次いでいた。駄々をこねて前に進まない子供に例えたり、数字をゆっくりとカウントする曲を添えた投稿などが話題になっていた。