【流行語大賞2020】ノミネート30語を一挙紹介。新型コロナ関連多数、「BLM運動」や「鬼滅の刃」も

「アベノマスク」「3密」「顔芸/恩返し」「NiziU」「愛の不時着」など全30語。トップテンは、12月1日に発表される。
BlackLivesMatter、鬼滅の刃、アベノマスク
BlackLivesMatter、鬼滅の刃、アベノマスク
Getty Images,時事通信社

話題になった出来事や発言、流行などからその年を代表する言葉を選ぶ、毎年恒例のユーキャン「新語・流行語大賞」。

2020年のノミネート語が11月5日に発表された。ノミネートされたのは全30語だ。

新型コロナ関連多数。「BLM運動」も

2020年、世界を襲った新型コロナウイルス感染症に関連した言葉が多くを占めている。

「ソーシャルディスタンス」や「3密(三つの密)」「新しい生活様式/ニューノーマル」「おうち時間/ステイホーム」など、感染拡大防止策として使われた言葉が多数ノミネート。新語も生まれている。

また、政府の施策である「アベノマスク」や「GoToキャンペーン」なども選ばれた。

新型コロナ以外で世相を映す言葉としては、政府が、日本学術会議推薦の会員候補6人の任命を拒否したことについて、菅義偉首相が使った「総合的、俯瞰的」という言葉、黒人男性が白人警察官に取り押さえられ死亡した事件から広がった、人種差別撤廃を訴える「BLM(BlackLivesMatter)運動」などがノミネートされている。

エンタメは「愛の不時着」や「鬼滅の刃」

映画やドラマ、音楽、ゲームなどのエンターテインメント関連のワードも多く選ばれている。

Netflixで人気の韓国ドラマ「愛の不時着」や、劇場版が大ヒットした「鬼滅の刃」などがノミネート。また7年ぶりの続編が放送されたTBSドラマ「半沢直樹」から、「顔芸/恩返し」という言葉も選出された。

「NiziU」や「フワちゃん」といった2020年ブレイクしたアーティストやタレントも選ばれている。

30のノミネート語は以下のとおり(50音順) 。『2020ユーキャン新語・流行語大賞』トップテンは、12月1日に発表される。

1.愛の不時着/第4次韓流ブーム

2.新しい生活様式/ニューノーマル

3.あつ森

4.アベノマスク

5.アマビエ

6.ウーバーイーツ

7.AI超え

8.エッセンシャルワーカー

9.おうち時間/ステイホーム

10.オンライン○○

11.顔芸/恩返し

12.カゴパク

13.鬼滅の刃

14.クラスター

15.香水

16.GoToキャンペーン

17.3密(三つの密)

18.自粛警察

19.Zoom映え

20.総合的、俯瞰的

21.ソーシャルディスタンス

22.ソロキャンプ

23.テレワーク/ワーケーション

24.時を戻そう(ぺこぱ)

25.NiziU(ニジュー)

26.濃厚接触者

27.BLM(BlackLivesMatter)運動

28.PCR検査

29.フワちゃん

30.まぁねぇ~(ぼる塾)

注目記事