アイドルグループ「私立恵比寿中学」は10月29日、メンバーの安本彩花さんが悪性リンパ腫と診断され、治療に専念するため当面の間休養すると公式サイトやTwitterで発表した。
安本さんは東京都出身の22歳。公式サイトは「安本彩花ですが、悪性リンパ腫と診断され、治療に専念すべく、当面の間休養させていただくことになりました。 復帰時期がみえましたら改めてご報告させていただきます」などと発表した。
安本さんは「安本を応援してくださるファンの方が1人でもいるのなら私はその応援をエネルギーに頑張ります!!!大好きなエビ中に何度だって戻ってきます!!」などとコメントした。
「待っていてくださいとは言えません」
安本さんはブログも更新。複雑な心境を吐露した。
「少し前から異変を感じ、何度も検査を重ねた結果このような病気だということがわかりました」と経緯を報告。「正直ビックリです!!こんなに身近なものだと思ってもいなかったから…」「みなさんにこんな報告をするなんて今でも信じられない」とショックを綴った。
その上で、「自分の体を認めて、自分の身体を想ってしっかり治します!!!!!!」と前向きな言葉も。自分がファンだったら待つのは辛いだろうと慮り「待っていてくださいとは言えません」としつつも、「エビ中に帰える日まで見守ってくださるファンの方がいてくれたら応援してもらえたらやっぱり嬉しいかな」(原文ママ)と、複雑な心境を明かしている。
悪性リンパ腫とは?
国立がん研究センターによると、悪性リンパ腫は血液のがんの一つで、白血球の1種であるリンパ球ががん化した病気。通常は首やわきの下、足の付け根などリンパ節の多いところに痛みのないしこりが出た後、病状が進むと発熱、体重の減少などの全身症状が見られるようになる。
日本全国で1年間に約29,400人が診断されており、年代のピークは70代だという。