飼い主に「プレゼント」を持ち帰ることが好きなアメリカ・フロリダ州の猫が、ある日頭が2つあるヘビを持ち帰ったというニュースが話題を呼んでいる。
NDTVによると、猫の名前はオリーブといい、フロリダ州在住のケイ・ロジャーズ氏とその家族のもとで暮らしている。オリーブはヘビを家の中にひきずり込み、リビングのカーペットの上に「誇らしげに」置いたという。ロジャーズ氏の娘が、ヘビが2つの頭を持っていることに最初に気づいた。ロジャーズ氏は取材に「今回が一番だと思うが、オリーブは本当に冒険好きな猫です」と話している。
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魚類野生生物研究所(FWC)の公式Facebookによると、頭が2つあるヘビが見つかることは珍しい。一卵性の双子が分離せず、胚の段階で頭が一つの体に結合したままになったとみられるという。このヘビは2つの脳が異なる指令を出し、捕食したり敵から逃げたりすることを互いに阻害し合うため「野生で生き残れる可能性は低い」としている。ヘビは現在、FWCに保護されてスタッフの世話を受けているという。
CNNによると、この蛇は「サザンブラックレーサー」という種類。毒はないものの、針のように鋭い歯を持つという。2つの頭を持つ個体は蛇のほか、サメやヤギなどでも確認されている。
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