コブクロ、大阪万博のテーマ曲に 路上ライブから世界へ

コブクロは宮崎県出身の小渕健太郎さんと大阪府出身の黒田俊介さんによるデュオ。1998年に大阪で結成され、大阪・ミナミや天王寺を拠点にした路上ライブで人気となりメジャーデビューに至ったことで知られている。

2025年の大阪・関西万博の公式テーマソングをコブクロが担当することが決定した。所属するレコード会社ワーナーミュージック・ジャパンなどが発表した。

1970年大阪万博50周年記念セレモニーに登場したコブクロ。松井一郎大阪市長(右端)、吉村洋文府知事(左端)とともに、万博について語った。
1970年大阪万博50周年記念セレモニーに登場したコブクロ。松井一郎大阪市長(右端)、吉村洋文府知事(左端)とともに、万博について語った。
ワーナーミュージック・ジャパン提供

これは、万博の「アンバサダー」として2人が参加していた10月10日のイベント「1970年大阪万博50周年セレモニー」で松井一郎大阪市長が「サプライズ指名」したもの。

コブクロは宮崎県出身の小渕健太郎さんと大阪府出身の黒田俊介さんによるデュオ。1998年に大阪で結成され、大阪・ミナミや天王寺を拠点にした路上ライブで人気となりメジャーデビューに至ったことで知られている。

2018年には大阪・御堂筋で行われたイベントで、40万人を前に路上ライブを実施するなど、誘致活動にも尽力してきた。

万博記念公園で開かれたこの日のイベントで、過去の活動を振り返った2人は「路上ライブは怒られる事もあったのに、まさか御堂筋で堂々と音楽を披露できるなんて。コブクロにとって忘れられない1日でした」と語った。

舞台上で松井一郎大阪市長から「公式テーマソングに」との指名を受けると、小渕さんは「力になれるよう全力で頑張ります」と話したという。

コブクロは10月14日、32ndシングル「灯ル祈リ」を発売する。

注目記事