人種差別に抗議の大坂なおみ「祖先たちに感謝。『負けるわけにはいかない』と思った」

テニスの大坂なおみ選手は、2020年の全米オープンに「7枚のマスク」を用意して臨んだ。
トロフィーを手に記念撮影をする大坂なおみ選手=9月13日、アメリカ・ニューヨーク
トロフィーを手に記念撮影をする大坂なおみ選手=9月13日、アメリカ・ニューヨーク
Matthew Stockman via Getty Images

テニスの全米オープン女子シングルスで2度目の優勝を果たした大坂なおみ選手は、9月14日(日本時間)に自身のTwitterを更新し、「私は私の祖先たちに感謝したいと思います。なぜなら、私の血管には、祖先たちの血が流れているのだと思い起こすたびに、『負けるわけにはいかない』と思えたからです」とつづった。

I would like to thank my ancestors because everytime I remember their blood runs through my veins I am reminded that I cannot lose.

— NaomiOsaka大坂なおみ (@naomiosaka) September 13, 2020

ハイチ系アメリカ人の父親と日本人の母親を持つ大坂なおみさん。2020年の全米オープンで大坂選手は、7枚のマスクを用意。その一つ一つに、黒人に対する人種差別や警察による暴力の犠牲者の名を記して、試合に臨んだ。

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