数年前から男性用のスキンケアやメイクに注目が集まり、「メンズメイク」という言葉も耳にするようになりました。化粧水や乳液などのスキンケアや、クマを消すためのBBクリームやコンシーラーなどで、男性向けの商品も増えています。
一方で、よく聞かれるのが「メイクには抵抗がある」「男同士で話すのは恥ずかしい」といった意見。
キーワードごとに人々の検索動向や意図を分析する「ミエルカ」というツールで調べてみると、「メンズメイク」という単語と一緒に、「バレない」という言葉も多く検索されていることが分かりました。
男性のメイクは「バレる」と恥ずかしいものなのでしょうか。その背景に何があるのでしょうか。
もちろんメイクは、性別や年齢にかかわらず、したい人がしたいようにするもの。
(同時に誰かから強制されるものでもありません)
そこにもしハードルがあるならば、それは一体何なのか?
ぜひ、考えたいと思っています。みなさんの実体験やお考えをぜひ聞かせてください。
<記事の最後にアンケートがあります>
「美容への関心高まっている」 男性用BBクリームは38.4万個出荷
男性向けのメイク商品の売れ行きは好調です。資生堂が2019年3月に発売したBBクリーム「ウーノ フェイスカラークリエイター」は、2019年3月初旬~2019年末までの累計で、発売当初の計画を上回る出荷数38万4000個を達成しました。
富士経済研究所の調査によると、メンズコスメティクス市場は、「ケア意識」の高まりを背景に拡大。「特に若年層を中心にSNSでの動画投稿や写真投稿が身近となっていることも相まって美容への関心も高まっている」といいます。
「見た目に対して何かすることに抵抗がある」「恥ずかしいとは感じない」
実際のところ、「メンズメイク」についてどのような意見があるのでしょうか?ハフポスト日本版編集部で聞いてみると…
「自分の見た目に対して何かをすることに抵抗がある。だからやるならこっそりするしかない」(36歳男性)
「クマが濃く、もともとの血色がよくないのを隠すために、ファンデーションやBBクリームなどの化粧品も使っている。普段は“恥ずかしい”とは感じないけれど、大きく反応されたりするとなんとなく恥ずかしい気がしてくる」(23歳男性)
みなさんはどう思いますか?ぜひ、本音を教えてください。
アンケートの結果は、9月8日にハフポスト日本版が配信するライブ番組「ハフライブ」の中で取り上げ、考えるきっかけにします。1人でも多くの方からのご回答をお待ちしています。
「メンズメイク」についてのアンケートはこちら
回答受付期間:2020年9月4日(金)〜9月8日(火)まで
9月8日の、「働く」を“ゼロ”から考える生配信番組「ハフライブ」では、メンズメイク関する情報などを発信するYouTuberで、現役美容師の宮永えいとさんをお迎えして、「いい顔で働くってどういうこと?」をテーマに語り合います。
ハフライブ「10年後、私たちはどんな“顔”で仕事をするのか?」
日時:9月8日(火)夜9時~生配信。
▼番組はこちらから
https://twitter.com/i/broadcasts/1ynJOqoWqXyKR
(時間になったら配信がはじまります。視聴は無料です)
▼出演者
ゲスト
YouTuber・現役美容師の宮永えいとさん
パーソナリティー
arca CEO /クリエイティブディレクター 辻愛沙子さん
ハフポスト日本版編集長 竹下隆一郎