マーベルの映画『ブラックパンサー』などで知られる俳優のチャドウィック・ボーズマンさんが、大腸がんで亡くなったことがわかった。43歳だった。8月29日、公式Twitterで発表された。
ボーズマンさんは、2016年から闘病していたという。
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公式Twitterでは、ボーズマンさんの写真とともに、声明が投稿された。
ボーズマンさんは、自宅で、妻や家族に見守られながら旅立ったという。
「『ブラックパンサー』で、ティ・チャラに命を吹き込んだことは、彼のキャリアにおける名誉でした」とつづっている。
ボーズマンさんは、アメリカ・サウスカロライナ州出身。ハワード大学卒業後、イギリスのオックスフォードで演技を学んだ。
主演を務めた「ブラックパンサー」は、2018年に公開されたマーベルのヒーロー映画。生まれ故郷であるアフリカの国家「ワカンダ」に戻った若き国王、ティ・チャラの冒険を描き、マーベル初の黒人ヒーロー作品として大きな熱狂を生んだ。アカデミー賞作曲賞、美術賞、衣装デザイン賞を受賞している。