東京ディズニーランドと東京ディズニーシーは、ハロウィーンイベントなどの中止に伴い、例年、イベント期間中のみ可能だった中学生以上の全身仮装での入園も禁止とする。8月14日に公式サイトで発表された。
7月1日に運営を再開した東京ディズニーランドとシーでは、2020年度に開催される予定だったイベントの大半を中止される。
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運営再開後は、入園可能時間に差をつけたチケットをオンラインで販売。入園人数についても、例年より制限を設けている。
イースターや夏のプログラム、クリスマスなど季節に合わせて特別イベントを毎年実施している東京ディズニーリゾートだが、中でもハロウィーンは来園者が仮装してパークを満喫できるとあって毎年人気となっている。
全身仮装中止の発表について、Twitter上のファンからは「楽しみにしていたけど、なんとなく予想はしていた」「年パス(年間パスポート)はこの為に買ったようなものだから悔しいけど、今年は仕方ない」などと理解を示す声が多く聞かれた。
仮装をめぐっては、毎年、来園者が衣装への着替えの為にお手洗いやコインロッカーを利用するケースが多く見られる。
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コロナ禍の今年は、ウイルス感染の可能性が高まるいわゆる“3密”の状態が発生しかねない。
また、来園者が着替えをパーク周辺のホテルのお手洗いなどで行うケースもあり、ディズニーのオフィシャルホテルは公式サイトで「スペシャルイベント『ディズニー・ハロウィーン』の中止に伴い、ロビーやレストラン、宴会場通路など客室以外での全身仮装はご遠慮ください」と注意を促している。