長い梅雨が明け、本格的な夏がやってきました。
お盆休み、夏休みの季節に突入しましたが、2020年は新型コロナウイルスの影響で旅行や帰省を控えている方も多いのではないでしょうか。
在宅時間も長くなり、やることがない…。暇…。そんな時こそ、配信サービスで映画やドラマを一気見するチャンスです!
Amazonプライム・ビデオやNetflixで視聴できる、最近配信を開始した作品や、個人的なおすすめ作品をピックアップしました。クーラーとアイスをお供に、楽しい時間をお過ごしください🙌
<Amazonプライム・ビデオ>
『アンナチュラル』
2018年1月から放送されたTBSドラマ『アンナチュラル』の配信がスタート。石原さとみさん主演、野木亜紀子さんが脚本を務め、米津玄師さんの主題歌『Lemon』も大ヒットしました。
法医解剖医が不自然な死因を解明していく法医学ミステリー。ジェンダー問題や集団自殺、ブラック労働など、1話ごとに様々な社会問題に切り込んだストーリー展開も注目です。
出演者のひとり、井浦新さんも配信を機に改めて本作を紹介しています。
TBSのドラマからは『逃げるは恥だが役に立つ』『カルテット』『義母と娘のブルース』などもAmazon Primeで配信中。
『来る』
夏といえばホラー映画。岡田准一さんが主演を務める『来る』は、第22回日本ホラー小説大賞に輝いた澤村伊智さんの小説『ぼぎわんが、来る』を、『告白』などの中島哲也監督が映画化。
とあるマンションに住む妻夫木聡さんと黒木華さん演じる夫婦の家庭が、怪奇現象とともに徐々に破壊されていく様子は、生々しい怖さがあります。そして後半では、松たか子さんや小松菜奈さん、柴田理恵さんなどが演じるかなり個性的な霊媒師が各地から続々召集され、マンションの除霊を行います。クライマックスとなる除霊の儀式の迫力は見逃せません。
『プロメア』
松山ケンイチさんや早乙女太一さん、堺雅人さんなどが声優を務めるアニメーション映画『プロメア』を独占配信。
2019年5月に劇場公開され、ロングランヒットした本作は、炎を自在に操る集団によって半分が焼失した世界を舞台にしたバトルエンターテインメント作品。アニメーション制作会社のTRIGGERの今石洋之さんが監督、劇団☆新感線の座付作家でもある中島かずきさんが脚本を手掛けています。
ドラマ『半沢直樹』の熱演も話題の堺雅人さんが、『プロメア』では声で、その熱量を伝えています。
『七つの会議』
『七つの会議』も『半沢直樹』にハマっている人におすすめしたい作品。池井戸潤さんが原作、福澤克雄さんが監督を務め、2019年に劇場公開されました。
中堅メーカーの営業一課で万年係長を務める主人公を中心に、とある不祥事に巻き込まれていく社員たちを描きます。野村萬斎さんが主演、香川照之さん、及川光博さん、片岡愛之助さんなど、『半沢直樹』で個性的な役柄を演じている俳優が多数出演しています。
『マーベラス・ミセス・メイゼル』
現地時間9月20日に授賞式が行われるアメリカのテレビ業界のアワード、エミー賞。HBO制作の今期注目作『ウォッチメン』に続き、2番目に多いノミネート数となっているのが『マーベラス・ミセス・メイゼル』です。シーズン3まで配信中。
舞台は1950年代末〜1960年代。夫の浮気をきっかけに、自暴自棄になって舞台で披露したスタンダップコメディが大ウケ。それをきっかけに、主人公の女性は、コメディアンとしての才能に目覚め、活躍することに。女性の自立やキャリアが描かれる中で、家族や女性マネージャー、夫とのユニークな会話が秀逸なコメディ作品です。
<Netflix>
『サイコだけど大丈夫』
動画配信サービスでも大ブームとなり、Netflixの視聴ランキング上位常連となった韓国ドラマ。『愛の不時着』『梨泰院クラス』『賢い医師生活』などに続き、今ヒットしているのが『サイコだけど大丈夫』。
『星から来たあなた』などで知られるキム・スヒョンさん演じる精神科病院で働く保護士の男性と、ソ・イェジさん演じる型破りな童話作家の女性が主人公のラブロマンスです。
『ヴェノム』
スパイダーマンの敵役で、マーベルコミックのなかでも人気の高いスーパーヴィランを描いた『ヴェノム』。サンフランシスコで記者として働いていた主人公は、ある日、シンビオートと呼ばれる地球外生命体に寄生され、ヴェノムと共生することを強いられます。
主演は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などのトム・ハーディさん。ヴェノムは残虐ですが、人間によく懐き、食べ物を欲しがるかわいい一面も。続編の『Venom: Let There Be Carnage(原題)』が、2021年6月に全米公開を予定しています。
『アンブレラ・アカデミー』
7月末からシーズン2の配信がスタート。世界的な大富豪が、同じ日に特殊能力を持って生まれた子ども7人を養子として迎え入れ、スーパーヒーローチームを結成。その後、離れ離れになった兄妹たちは、養父の死をきっかけに集結。そして家族の秘密が明らかになり、人類を大きな危機が襲うーー。
『ヴェノム』と同じくこちらもスーパーヒーローものですが、『アンブレラ・アカデミー』に出てくるのは、親子や兄妹との関係に苦悩し、コンプレックスを持つ問題を抱えたヒーローたち…。マーベルやDCとは一味違う「ヒーローもの」ドラマを楽しみたい方におすすめです。
『ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから』
Netflixオリジナル映画で、監督は、台湾人の両親を持つアメリカ生まれのアリス・ウー氏。高校の男子アメフト部の同級生から、ラブレターの代筆を頼まれた主人公。その手紙の相手は、彼女が思いを寄せていた女子生徒だったーー。
主人公はレズビアンである中国系アメリカ人。内向的だった彼女はラブレターの代筆業を通して、2人と関係を築いていきます。3人を中心に、心の揺れや関係性の変化を丁寧に描いた青春物語です。5月に配信以降、TwitterなどでのSNSでは絶賛の声があがった注目作。