LINEヘルスケア、登録医師が「利用規約違反の行為」と謝罪 「低レベル」などと発言?

「医師の返答として間違えている」「サービスとしての問題点を感じる」などの批判が起こっていた。
LINEヘルスケア
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公式サイトより

LINE上で医師に健康相談ができるサービス「LINEヘルスケア」。登録医師が利用者に対して、「低レベル」「ガキンチョ」など発言したとみられるスクリーンショットがSNS上で拡散され、8月2日に運営元のLINEヘルスケアが謝罪した。

【不適切なお客様対応に関するお詫び】(1/3)https://t.co/eSH0UXlQYw
この度、LINEヘルスケアに登録している医師1名において、お客様に対して、利用規約違反の行為が確認されました。
今回の事態により、お客様のお心を傷つけ、多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
(続く)

— LINEヘルスケア@無料相談実施中 (@LINE_healthcare) August 2, 2020

(2/3)
当該医師につきましては、本日より利用停止とし、今後しかるべき措置を講じてまいります。
LINEヘルスケアでは、ユーザーの皆様に安心してお使い頂けるよう、今後のサービス運営につきましては、モニタリング体制をより一層強化し、再発防止策を徹底してまいります。

— LINEヘルスケア@無料相談実施中 (@LINE_healthcare) August 2, 2020

(3/3)
ご迷惑をおかけしたお客様並びにご心配をおかけした関係者の皆様に対しまして、重ねて心よりお詫び申し上げます。

— LINEヘルスケア@無料相談実施中 (@LINE_healthcare) August 2, 2020

「不適切なお客様対応に関するお詫び」として、「LINEヘルスケアに登録している医師1名において、お客様に対して、利用規約違反の行為が確認されました」とし、「今回の事態により、お客様のお心を傷つけ、多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。

当該医師は、8月2日より利用停止になったという。

今後の対応については、「モニタリング体制をより一層強化し、再発防止策を徹底してまいります」と述べた。

「医師の返答として間違えている」など批判

何があったか、LINE側は「利用規約違反の行為」の具体的な内容を公表していない。しかし、LINEヘルスケアで登録医師から「リスカやODで発散するのは低レベルなんだそうです」「言葉にできないやつはガキンチョだということですよ」などと返信があったという情報を8月2日、あるTwitterユーザーが投稿。

そのLINE上でのやりとりがわかるスクリーンショットがSNS上で拡散され、医師の返答に対し、「医師の返答として間違えている。信じられない」「病気などで心が弱っている人を追い詰める」「サービスとしての問題点を感じる」などの批判が起こっていた。

LINEヘルスケアとは?

LINEヘルスケアは、LINE株式会社と、エムスリー株式会社の共同出資により設立した合弁会社であるLINEヘルスケア株式会社が運営。2019年12月よりサービスがスタートした。

公式サイトによると「専門性を持った医師が相談に答える」サービスであり、新型コロナウイルスの感染拡大防止を目指して、2020年8月31日まではサービスを無料で提供。通常は「いますぐ相談する/相談を予約する」が30分2000円、1000文字以内の質問に対して「あとから回答をもらう」が1000円の、有料サービスとして展開している。

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