ジャニーズ事務所所属のTOKIOの長瀬智也さんが、2021年3月いっぱいで退所する。7月22日、同事務所の公式サイトで発表された。
一方のTOKIOは、4月1日づけでジャニーズグループの関連会社として「株式会社TOKIO」を設立し、社長に城島茂さん、副社長に国分太一さんと松岡昌宏さんが就任。3人で経営しながらグループ・個人として活動していく。
公式サイトは、「TOKIOのメンバーが時間をかけて、それぞれの人生について意見を交わした上で出した大きな決断に対し、弊社としての心から応援できる環境を整えるべく、寄り添って参りました」と綴っている。
株式会社TOKIOはジャニー喜多川氏が命名した「TOKIO」の看板を今後も背負い、「グループと個人の仕事を今まで以上に自由度高く、新しい仕事に積極的に挑んでいく」という。
長瀬さんは、ジャニー喜多川氏から教えられた「人の個性を大切にする」という考え方のもと、他事務所に所属することなく、裏方として新しい仕事に携わっていくとしている。
音楽活動を休止していた
TOKIOは1994年にCDデビュー。音楽活動とともに、日本テレビ『ザ!鉄腕!DASH!!』などでは農業や物作りも行った。
2018年には、メンバーの一人だった山口達也さんが、強制わいせつ容疑で書類送検(その後起訴猶予)され、その後、5月6日に契約解除となった。それ以降、音楽活動を休止していた。
コメント全文
公式サイトで発表された全文は以下の通り。
2021年4月1日より城島茂・国分太一・松岡昌宏の3名が株式会社TOKIOを設立し、ジャニーズグループ関連会社として運営することとなり、長瀬智也は、ジャニーズ事務所を退所し、個人として別の道を歩むことになりました。
1994年にCDデビューしてから約26年、バンドとして、俳優として、タレントとして、メンバー個人個人が長所を伸ばし、短所を補い合い、プロフェッショナルとしての意識を強く持ってきたからこそ、老若男女の幅広い世代の方々に愛されるグループとなることができました。
長年応援してきてくださっているファンの皆さん、様々なメディアを通してTOKIOを楽しんでくださっている皆さんがいたからこそ、TOKIOを強く、逞しい存在にしていただけたことを、心より感謝申し上げます。
TOKIOのメンバーが時間をかけて、それぞれの人生について意見を交わした上で出した大きな決断に対し、弊社としても心から応援できる環境を整えるべく、寄り添って参りました。
株式会社TOKIOにつきましては、城島茂が社長として、国分太一と松岡昌宏は副社長として経営にも携わりながら、ジャニーが命名したTOKIOという看板は今後も背負った形で、グループと個人の仕事を今まで以上に自由度高く、新しい仕事に積極的に挑んでいきます。
長瀬智也につきましては、少年時代にジャニーから教えられた“人の個性を大切にする”という考え方のもと、長年にわたって培ってきた表現者としてのクリエイティビティーを活かし、他事務所に属することなく、裏方としてゼロから新しい仕事の形を創り上げていくことになりました。
ファンの皆さま、関係者の皆さまには突然のご報告になってしまいましたことを大変申し訳なく思っておりますが、TOKIOのメンバーがこれからの人生をかけて挑むチャレンジを温かく見守っていただけるよう、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
2020年7月22日
株式会社ジャニーズ事務所