2020年の夏を表す漢字は「耐」「静」「忍」ーー。
明治安田生命保険は7月21日、「夏に関するアンケート」の結果を発表した。新型コロナウイルスの影響が続く中、2020年の夏休みを表す漢字のトップに選ばれたのは「耐」の文字。「静」「忍」の文字が続き、「我慢の夏」となりそうだ。
他にも、「家」「未」「暇」「寂」「無」など、予定が決められない中で自宅で静かに過ごす夏休みを象徴する漢字が並んだ。
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夏休みの過ごし方は、「自宅でゆっくり」が最多で60.6%。次いで「未定」が15.5%にのぼった。一方、「帰省」は8.5%、「国内旅行」は7.1%、「海外旅行」は0.5%だった。
旅行などを含む夏休みの予算は、前年の調査より2914円少ない6万5157円となり、アンケートを始めた2006年以降で最低となった。
また、活動が大きく制限された状態は来夏も続くと考える人も多かった。
2021年の夏休みについて、3密の回避など「活動が制限されると思う」と回答したのは42.6%となり、「活動の制限をされることなく過ごせると思う」(39%)を上回った。「不要不急の外出はできないと思う」(17.6%)と合わせて6割が1年後も新型コロナウイルスの影響が残ると考えているようだ。
調査は明治安田生命が6月、全国の20〜50代1120人を対象にインターネットで行なった。