東京都の新型コロナウイルスの「モニタリング会議」が7月15日に開かれ、都内の警戒レベルを最も深刻な「感染が拡大していると思われる」に引き上げた。
会議には、国立国際医療研究センターの大曲貴夫(のりお)国際感染症センター長が感染症の専門家として会議に出席。新規感染者や感染経路不明者の割合、相談件数などがいずれも増加しているとして、「全体としての我々の判断は、『感染が拡大していると思われる』」と述べた。
Advertisement
4段階ある警戒レベルのうち、最も深刻な状況に当たる。
一方、「第一波とは今回は明確に違う」とも指摘した。年齢層や重症度など、患者の特徴にかなりの違いがあるといい、第一派とは異なる対策が必要だと語った。