7月1日に活動を再開していたタレントの木下優樹菜さんが6日、芸能界を引退すると所属事務所が発表した。
所属事務所は、木下さんの引退の理由について「今後の活動に向け慎重に協議を続ける中で、当社として今後同人との信頼関係を維持することが著しく困難であると判断し、また本人からの申し出を受けた」としている。
木下さんは2019年、姉が勤務していたタピオカ店の経営者に対し、脅迫とも取れるメッセージをSNSを通じて送っていたことが判明。
同年11月18日に事務所を通じて「自らの言動を深く反省し、当面の間、芸能活動を自粛させていただくことといたしました」と謝罪し、芸能活動自粛を発表していた。
その後、2020年7月1日に活動を再開すると自身のインスタグラムで発表。
木下さんは、「この度は社会人として芸能人として私自身の自覚や配慮が足りず、関係者の方々、ファンの皆様にご迷惑をお掛けしてしまい大変申し訳ございませんでした」と改めて謝罪した上で、「今はただ目の前の出来る事をコツコツと私らしく頑張っていきたいと思っています」と再出発に意欲を見せていた。
なお、芸能活動再開を発表した自身のインスタグラムのアカウントも閉鎖されている。
所属事務所は、公式サイトで「木下優樹菜引退のご報告」と題したコメントを発表。全文は以下の通り。
平素は格別のご高配を賜わり厚く御礼申し上げます。
弊社所属・木下優樹菜は7月1日に活動再開を発表いたしましたが、今後の活動に向け慎重に協議を続ける中で、当社として今後同人との信頼関係を維持することが著しく困難であると判断し、また本人からの申し出を受けたため、専属マネジメント契約は解除、木下優樹菜は芸能界引退する事となりました。
木下優樹菜とは14年間の長きに渡り苦楽を共にしてまいりましたが、このような結果になりまして、当社として誠に不本意であり、マネジメント会社としての責任を痛感しております。
長年にわたり、木下優樹菜を応援していていただいたファンの皆様、関係者の皆様には、このようなご報告となってしまい大変申し訳ございません。
どうかご理解いただければと存じます。
何卒宜しくお願い申し上げます。