東京都知事選の投票日が、ついにやってきた。
新型コロナウイルスの感染防止対策、経済・雇用政策、東京オリンピック・パラリンピック開催の是非...。様々な課題を抱える首都のリーダーにふさわしいのは誰?
俳優やミュージシャン、漫画家など著名人が、SNSで投票を呼び掛ける動きが広がっている。ファンやフォロワーに向け、自らの言葉で一票の尊さを訴えかけた。
■城田さん「公約にしっかり目を通して」
俳優の城田優さんはTwitterで、期日前投票をしたことを明かした。
「期日前投票に行ってきました。
自分が住む街のルール気になりませんか?
一生懸命働いて納めた税金の使い道気になりませんか?
どの候補者が、どんな政策、公約を掲げているのかしっかり目を通して”リーダー”になって欲しい人に、投票しましょう。
僕らの未来は、僕ら一人一人の意思で決まります」
ラッパーでシンガーソングライターのSKY-HIさん(AAA日高光啓さん)は7月2日、
「7/5は都知事選ですね
決して前向きじゃない事の連続で
身近に感じられる人は増えたと思う
自由の為の責任を使って地道に生きましょ」
とツイート。
DA PUMPのISSAさんはTwitterで
「今日は東京都知事選挙投票日!
希望を胸にしっかり投票してきました!
皆んなも東京の未来の為に選挙に行こう!」と発信した。
俳優の小泉今日子さんは、代表を務める株式会社明後日の公式Twitterに
「とにかく都民は選挙に行って投票しよう!明日だよ」と書き込んだ。
ギタリストのSUGIZOさんも「投票へ行こう!GO VOTE!」と投票を呼びかけた。
■秋元さん「自分で考え選択すること、当たり前に」
検察庁法改正案に対し、抗議の運動に賛同するツイートを投稿するなど、自身の考えを積極的に発信を続けている秋元才加さん。同法案が廃案になった時にも、「引き続き学び、自分で考え、政治と向き合っていきたいです」とツイートしていた。
秋元さんは7月4日、Twitterで以下のように投稿。
「政治分からないから決められないって方も居ると思うけど、分からないなら調べる。調べて1票投じる事で、そのアクションが責任を感じさせてくれたり、政治を意識的に学ぼうとする事に繋がったりすると思うのね。物事は日々の選択の積み重ね。自分で考え選択していく事を当たり前にしていけたらいいね」
投票日の5日午前にはTwitterで再び投票を呼びかけ、自身も期日前投票に行ったことを明かした。
指原莉乃さんは4日夜、
「まもなく #都知事選 ですね〜。
都民の皆さん、行きましょう!
勉強が必要なんですが、まとめられた記事だとまとめた人の気持ちも入っちゃってることも多いので、自分で見極めましょう。インターネットの基本!」
とツイートした。
■「 #史上最大の投票率に 」が拡散
作家のいとうせいこうさんは「同じ都民諸氏よ、投票は勝ち馬に乗るゲームじゃない。コンテストの結果に賭けをしてるんでもない。自分がどこにいて何を考えてるかを、自分と他人に示す日がやって来た」と投稿。
ちはやふるの作者で漫画家の末次由紀さんも「東京都在住の友人、フォロワーの皆さん、投票日です。投票券をもし無くしても、持ってくるの忘れても、身分証持ってなくても、名簿に名前がある投票所で投票できます」などと発信した。
都知事選への投票を呼びかける発信では、ONE OK ROCKのボーカルのTakaさんが7月1日、自身のインスタグラムを更新。「無関心は、いつか僕らの未来を奪ってしまう」「調べて、考えて、向き合おう」などとファンらに向けたメッセージを記した画像をアップし、反響を呼んだ。
ハッシュタグ「 #都知事選を史上最大の投票率にしよう 」は投票日当日の5日午前、Twitterトレンドで1位に入った。投票は、一部の地域を除いて5日午後8時までできる。