人気のロックバンドONE OK ROCKのボーカルのTakaさんが7月1日、自身のインスタグラムを更新し、5日に投開票される東京都知事選挙への投票を呼びかけた。
Takaさんは「東京都のワンオクロッカーへ」と題したメッセージが記された一枚の画像を投稿。
メッセージでは冒頭、「東京のワンオクロッカーよ、選挙に行こう」とストレートに呼びかけた。
「新型コロナウイルスで、当たり前は、もう当たり前ではなくなった」と前置きし、「いつの時代も、権力者が恐れるいちばんのパワーは、若者の影響力だ。無関心は、いつか僕らの未来を奪ってしまう。今、僕が若い時よりも、政治に向き合いやすい環境がある。だから、調べて、考えて、向き合おう」と続けて訴えた。
最後は、「僕らには、権利がある」と締めた。
投稿を見た人からは、「投票に行きます」「与えられた権利、しっかり使わないとね」「メッセージが心に響きました」など様々な声が寄せられた。
このTakaさんの呼びかけには、俳優の城田優さんやモデルで歌手のYOSHIさんも反応。
城田さんは「素晴らしい。5日に行けない人は、是非期日前投票へ!!」と有権者に呼びかけ、YOSHIさんも「素晴らしい取り組み、日本が、1番着目をおかなきゃ行けないところだと思う」と返信し、賛同した。
今年5月、内閣の判断で一部の検察官の定年を延長できるとした法案に反対する運動『#検察庁法改正案に抗議します』がネット上で広がったが、城田さんはこの時もTwitterで自らの考えを発信していた。
東京都知事選挙は、20代を中心とした若い世代の投票率が低いのが課題だ。
都が公表しているデータによると、平成28年7月に行われた前回の都知事選の10代・20代の投票率は、18歳が51.83%、19歳は43.65%。20代は37.65%だった。
20代は、各年代別で見ても最も低かった。