7月1日からの運営再開に向け、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーは6月25日、入園チケットの販売を午後3時からオンライン予約・購入サイトで開始した。
しかし、販売開始時刻と同時に再開初日のチケットを求める人などのアクセスが殺到したため、購入サイトにアクセス出来ない状況となった。
東京ディズニーランドと東京ディズニーシーは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2月29日から臨時休園となっているが、約4ヶ月ぶりに7月1日から再開されると発表された。
運営するオリエンタルランドは、パーク再開にあたり「時間差入園チケット」を導入。
ウイルスの感染予防と混雑を緩和する策として、「入園時間」と「価格」に差を付けたチケットを販売し、パーク内での人の“密集”を避ける狙いだ。
販売されるチケットは、入園時間帯によって分けられた3つ。
午前8時入園の「1dayパスポート」と午前11時入園・午後2時入園の「入園時間指定パスポート」となる。
それぞれの価格は、すべて大人料金で「午前8時入園」が8200円、「午前11時入園」が7300円、「午後2時入園」が6300円となっている。
6月25日の午後3時からは、まず「7月分」のチケットが販売された。
しかし、ハフポスト日本版が確認したところ、予約・購入サイトは発売開始前の午後2時半頃からすでに「ただいまアクセスが集中しておりアクセスしにくい状態となっております」と記載され、アクセスしにくい状況となっていた。
購入・予約サイトには、「パーク運営再開にあたっては、入園者数を制限するなどキャパシティコントロールを実施していますので、チケットの販売を制限しています」とお断りが書かれているものの、購入希望者が殺到し、サイトにアクセス出来ない形となった。
ネット上では「争奪戦予想はしていたけど、やっぱり繋がらない」「これ買える人いるの?」「一体いつ行けるんだろう」などと、チケット購入出来ずに嘆く声も多く寄せられた。
ハフポスト日本版の取材に対し、運営するオリエンタルランドの担当者は午後3時過ぎ、「予約・購入サイトにおかれましては、ただいまアクセスがしづらい状況になっていることは確認しております」と回答した。
なお、8月分のチケットについては、8月1日から8月7日分が、7月1日の午前9時から販売予定となっている。