幻冬舎・箕輪厚介さんが謝罪、テレビ出演など自粛へ セクハラなど文春が報道

「一連の問題で不快な思いをさせ申し訳ございません」と謝罪しました。

「文春オンライン」でライターの女性へのセクハラなどが報じられていた幻冬舎の編集者の箕輪厚介さんが6月8日、Twitterを更新。「一連の問題で不快な思いをさせ申し訳ございません」と謝罪した。「一連の問題」が何を指すのかは触れられていないが、「今回の件に対する自分なりのけじめ」として、テレビ番組出演などの活動を自粛すると発表した。

皆様へ pic.twitter.com/6Cc5VBAcZN

— 箕輪オンライン厚介 (@minowanowa) June 8, 2020

何が起きたのか

「文春オンライン」は5月16日、箕輪さんが元エイベックス社員でライターの女性に原稿執筆を依頼した際、セクシュアルハラスメントをしたと報道した。女性は同サイトの取材に対し、書籍が完成間近で出版取りやめになり、原稿料が未払いであると訴えていた。

その後、5月30日、自身が主宰するオンラインサロンの会員に向けてライブ動画を配信し、「何がセクハラだよボケ」などと発言していたと報じられた

「NewsPicks Book」終了、テレビ番組出演自粛を発表

箕輪さんは6月8日、自身のTwitterにメモを投稿し、「一連の問題で不快な思いをさせ申し訳ございません」と謝罪。テレビ番組出演などの活動を自粛し、編集長を務める書籍レーベル「NewsPicks Book」の終了と、編集長を退任することを発表した。

Twitterに投稿されたメモでは、「僕自身、一般常識を欠き、傲慢な人間になっていたことを自覚し、深く反省しております」と記し、「いま一度自分の人生を見つめ直し、精進して参ります」としている。

「何かあった時にそこで言葉を紡いでいかないと」加藤浩次さんコメント

「NewsPicks Books」を幻冬舎との協業で発行していた株式会社ニューズピックスも6月8日、レーベルの終了を発表した。「幻冬舎側の責任者である箕輪厚介氏に関わる一連の問題を重く受け止め、今回の終了を決断いたしました」としている。

また、箕輪さんが火曜日コメンテーターを務めていた情報番組「スッキリ」(日本テレビ)は、6月9日の放送回で出演の取りやめを発表。メインMCの加藤浩次さんによると、報道について番組内で説明することを箕輪さんに相談していたという。

加藤さんは、「何かあった時にそこで言葉を紡いでいかないと。そして、自分が何か反省があるんだったらその場で言うというのが、僕はこのテレビに出ている人間がやらなくてはいけないことじゃないかなと思う部分がすごくある」とコメント。「箕輪さんとはそこの考えが違ったんだなというのが非常に残念に思っています」と述べた。

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