新型コロナウイルスの影響で臨時休業が続いているアメリカ・フロリダ州の「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」。
7月より段階的に営業を開始する予定ですが、一足先に5月20日からパーク内の商業エリア「ディズニー・スプリングス」の一部が営業再開。そこで、ソーシャルディスタンスの確保を呼びかけていたのは…?
『スター・ウォーズ』のシンボル的キャラクター、ストームトルーパーでした。
ストームトルーパーは、どんな環境でも生き延びられるサバイバル装備や温度調節機能を備えた白いアーマーに身を包んでいるとエリート兵士。感染防止の呼びかけには適任と言えそうです。
現地メディア「Attractions Magazine」がYouTubeに投稿した動画では、建物のバルコニーに、男女のストームトルーパーが登場。地上を歩くゲストに向けて、「自分のセクターにとどまれ!」「歩き続けるんだ!」などと指示し、ソーシャルディスタンスの確保を促しています。
また、『スター・ウォーズ』に登場する2〜3メートルあるとされる哺乳類クリーチャー「バンサ」の名前をだし、「雄のバンサ1匹分くらいの距離をあけるように」とも呼びかけ。ゲストは、ストームトルーパー同士のやりとりに笑顔を見せています。
ディズニーはパーク内での感染拡大を防ぐため、従業員とゲストは口元などを覆うものの着用や体温検査を実施し、パーク内の収容人数を制限。また、パレードなどのイベントを中止し、キャラクターとのハイタッチなどの接触も禁止するなどの対策を講じています。
公式ブログによると、「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」では今後、7月11日からマジック・キングダムとアニマル・キングダム・パークを、7月15日からエプコットとハリウッド・スタジオの営業を再開する予定です。
【訂正】2020/06/09 12:00
記事中の「銀河帝国軍の兵士ストームトルーパー」としているのは誤りでした。正しい表現に変えています。