東京都は6月2日夜、新型コロナウイルスの感染が拡大傾向にあるとして、警戒を呼び掛ける「東京アラート」を初めて発動した。
2日は新たに34人の感染者が報告され、直近1週間の平均の感染者数は16.3人に上昇した。新規感染者数が30人以上となるのは、5月14日以降初めて。週単位の増加比も、「東京アラート」の発令の目安を超えた。
発令に伴い、東京・お台場のレインボーブリッジと都庁を赤くライトアップし、都民に警戒を呼びかけた。
アラートの発令後も、休業などの要請緩和に向けた都のロードマップで緩和の第2段階目に当たる「STEP2」に据え置く。発令中は、カラオケやパチンコ店などの休業要請を解除するSTEP3への移行はしないという。
ただ、今後感染状況が悪化し、1週間平均の新規感染者数が50人以上となった場合などはSTEP2の据え置きを見直し、休業などを再要請する可能性がある。
発令に伴い、東京・お台場のレインボーブリッジと都庁を赤くライトアップし、都民に警戒を呼びかけた。
アラートの発令後も、休業などの要請緩和に向けた都のロードマップで緩和の第2段階目に当たる「STEP2」に据え置く。発令中は、カラオケやパチンコ店などの休業要請を解除するSTEP3への移行はしないという。
ただ、今後感染状況が悪化し、1週間平均の新規感染者数が50人以上となった場合などはSTEP2の据え置きを見直し、休業などを再要請する可能性がある。
小池百合子知事は2日の記者会見で、夜の歓楽街の飲食や接客業関係者の新規感染者が多いとの報告を踏まえ、「三密には十分に気をつけてほしい」と呼びかけた。さらに、事業者らに対して「最近電車が混んできたとも聞いている。テレワークや時差通勤をここでやめてしまわないで、働き方のシステムとして取り入れていただくよう改めてお願いしたい」と協力を求めた。
Twitterでは、レインボーブリッジや都庁舎が赤く染まった姿に「危機感ある」と反響。エヴァンゲリオンの世界観に似ているとして「エヴァ感すごい」などと話題になっている。