メイウェザー氏、フロイドさんの葬儀代を負担。「彼は20年続けてきた」と陣営が明かす

葬儀はフロイドさんの出身地テキサス州ヒューストンなど計4箇所で開催され、全ての葬儀代を負担するという。

元ボクシング5階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏が、警官に首を押さえつけられて死亡したジョージ・フロイドさんの葬儀代を負担すると、 ハリーウッドULが6月1日に報じている。

Undisputed champion @floydmayweather told @HollywoodUL in an exclusive interview, that he will commit to paying for the funeral costs of George Floyd. https://t.co/xP1o4j1SMM pic.twitter.com/8Be4aeyPax

— Mayweather Promotions (@MayweatherPromo) June 1, 2020

フロイドさんの葬儀は、出身地のテキサス州ヒューストンで6月9日に催される。その他にも事件の現場となったミネソタ州と、ノースカロライナ州、さらにもう一箇所の計4箇所で開かれる。

メイウェザー氏は、この全ての葬儀代を負担する意向をフロイドさんの家族に伝え、受け入れられたという。

ハリーウッドULによると、メイウェザー氏は、ヒューストンでフロイドさんと育った知人を通じて、フロイドさんの家族と連絡を取ったという。

ハリーウッドULのCEOとの個人的な会話の中で、そのことを告白。メイウェザー氏は、フロイドさんを死亡させた警官が問われたのが「第3級殺人」(殺害の意図はないまま、不道徳な考えから人命を無視し、著しく危険な行為で他人を死亡させた)という軽い罪だったことに対して、ひどく取り乱していたという。

ハリーウッドULのCEOは、メイウェザー氏の取り組みを明るみにした理由について「彼の声は、今この時に届けるべき世界的な影響力がある」と説明している。 

メイウェザー氏のプロモーション会社の代表者は、ESPNの取材にメイウェザー氏が葬儀代を負担することを認めている。

代表者は「彼はこのようなことを、この20年続けてきた」と説明。ESPNによると、メイウェザー氏は、初タイトルを獲得した時の対戦相手だったジェナロ・ヘルナンデス氏が2011年にがんで亡くなった際、葬儀代を負担したという。 

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