韓国の人気コメディアンのチョン・ジョンチョルが「妻は家の人ではない」と、家事分担についての考えを述べた。
かつて「男は外でお金を稼いだら終わり」と考えていた家父長的な夫だったというチョン・ジョンチョル。しかし結婚4年目、妻から「遺書」を受けとったことで、考え方が180度変わったという。
チョン・ジョンチョルは5月30日、インスタグラムで「一つの家に暮らし、結婚をすると夫婦になる。生活、育児において夫婦が君の仕事、自分の仕事と分けたらだめだ」と意見を述べた。
チョン・ジョンチョルは「仕事を終えて、家に帰って休みたい、でも、妻は家に帰ってきたら『子どもの面倒をみろ』と言い、『家事を手伝え』と言って、大変ですよね?」と問いかけた。一方で「でも、専業主婦がどれだけ大変かわかりますか?」と指摘した。
朝、7時に起きて夫の朝ごはん、子どものごはんの準備…ごはんの準備が終わったら洗い物が待っていて、それが終わったら子どもたちを学校に送り掃除を始める。掃除が終わればお昼の支度。子どもたちが帰ってくるので。帰ってきたらごはんを出して、洗い物をして、課題はあるのかないのか、子どもたちに学校で何があったのか全て確認する。課題をみてあげる時間は、簡単なのだろうか?子供達は泣き、嫌な時は集中しないで他のことをする。少しだけ集中すれば30分で終わるのに…TT 子どもの勉強をみてあげるのは本当に大変です。そして夕食の準備をしなければなりませんね。また、洗い物もしなければいけない。ご飯の準備が簡単でしょうか?毎食、他のもの作るのは本当に苦痛。一日中、身体と心が疲れ果てるのが主婦の日常です。
「会社員は昼の時間、退勤時間が決まっているが、主婦はそういうことがない」と言ったチョン・ジョンチョル。「生活は毎日毎日、リスの車のように回ってキリがない」と強調した。
チョン・ジョンチョルは「自分ががやれば、自分が愛する人が休むことができる」とし、妻は「家の人」ではなく「自分の妻」という文言をハッシュタグをのせ文を締めくくった。
2018年7月11日、チョン・ジョンチョルはMBCの番組で、結婚4年目に、妻が自身のカバンの中に手紙を入れたというエピソードを明かしていた。
手紙には「夫はまだ、父親になる準備がなっていないようだ。家族よりは自身をより愛しているようだ」という内容が書かれていたという。これはただの手紙ではなく「遺書」だった。
その時、ようやく自分が今までどんなことを妻にしていたのか気づき、これをきっかけに大きく変わった。というエピソードを語っていた。
ハフポスト韓国版を翻訳・編集しました。