アイドルグループAKB48の元メンバーで、現在は俳優として活動する渡辺麻友さんが、5月31日をもって芸能界を引退したことがわかった。所属事務所が6月1日、発表した。
所属事務所の「プロダクション尾木」は、「この度、渡辺麻友より『健康上の理由で芸能活動を続けていくことが難しい』という申し入れがございました」と報告。数年にわたって体調が優れず、協議を重ねてきたという。
「身体の事を最優先に考え、本人の意思を尊重し2020年5月31日をもちましてプロダクション尾木との契約を終了し芸能活動にも終止符を打たせていただくこととなりました」としている。
渡辺さんは、2006年にAKB48の3期生としてグループに加入。「まゆゆ」の愛称で親しまれ、2017年の卒業まで第一線でAKBグループを牽引してきた。卒業後は俳優として活動し、NHK連続テレビ小説「なつぞら」などに出演した。
事務所の発表全文は以下の通り。
渡辺麻友契約終了のお知らせ
入梅の候、皆さまにおかれましてはこのコロナ禍にありましてもお元気でお過ごしのことと存じます。
さてこの度、渡辺麻友より「健康上の理由で芸能活動を続けていくことが難しい」という申し入れがございました。
数年に渡り体調が優れず、これまで協議を重ねて参りましたが、健康上の理由でしたので身体の事を最優先に考え、
本人の意思を尊重し2020年5月31日をもちましてプロダクション尾木との契約を終了し芸能活動にも終止符を打たせていただくこととなりました。突然の発表となり長年に渡り応援してくださった皆さまには大変申し訳ございませんがこれまでのご支援には深く感謝申し上げます。
ありがとうございました。また今後の渡辺麻友についてですが芸能活動を終え、心身の回復を図り普通の生活に戻れるよう健康面を最優先させていただきたいので、
本人への取材や憶測でのSNS投稿、記事掲載などお控え頂けますよう伏してお願い申し上げます。2020年6月1日
(株)プロダクション尾木