安倍晋三首相は5月25日、記者会見を開いて、緊急事態宣言の全面的な解除を表明した。
安倍首相は、感染防止対策として、集団感染が確認された接待を伴う飲食店やバーなどの「夜の繁華街」に対して、最大200万円の補助金を出す考えを明らかにした。
「専門家の皆様にご協力をいただき、来月中旬をめどにガイドラインを作成し、最大200万の補助金で、有効な感染対策を講じられる支援する考えです」と述べた。「それまでの間、身を守る行動を続けてくださるようお願いします」と求めた。
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また、感染者を早期に発見するためのクラスター対策強化を訴え、その一環として接触確認アプリの導入を触れた。
「スマホの通信機能により、陽性者が判明した人と一定時間近くにいたことが判明した人に、つまり濃厚接触の可能性が高い人に自動的に通知することです」と目的を説明。
「個人情報は全く取得しない」と断った上で、「安心して使えるアプリを来月中旬に導入する予定です。多くのみなさんに使っていただきたい」と呼びかけた。