Netflixで配信中の人気リアリティーショー『テラスハウス』に出演しているプロレスラー、木村花さんが5月23日に亡くなったことを受け、俳優の城田優さんが24日、Twitterを更新。
「#SNSのルールに改革を」というハッシュタグで、ネット上での誹謗中傷を「もっと徹底的に厳しく取り締まるべき」などと訴えた。
城田優さんが警鐘「SNSの使い方を見直すべきだと思います」
城田さんはTwitterで「#SNSのルールに改革を」とハッシュタグを付けて発信。
ツイートに添付されたメッセージでは、芸能人など「表に立つ仕事をしているのだから誹謗中傷があるのは当たり前」という風潮が「ずいぶん前」からあると指摘。
「職業などは関係ありません」とした上で、「わざわざ当事者の目に入るSNSへ行き、素性も明かさず、無責任に残忍な言葉を並べ、無防備な人を一方的に攻撃するようなことが許されてよいのでしょうか?」と疑問を投げかけ、「(SNS上での)行き過ぎた悪口は、立派な犯罪行為であり、もっと徹底的に取り締まるべきです。もはや生活の一部となった今だからこそ、SNSの使い方を見直すべきだと思います」と訴えた。
この城田さんの投稿の返信には、「全くの同感です」「SNSは本来、人を誹謗中傷する場所ではないですね」「芸能人にとって誹謗中傷が“有名税”だなんて考え方、あってはならないと思います」と賛同の声が多く寄せられていた。
木村花さんの急死を受け、芸能界などの著名人などからは、SNSでの誹謗中傷について危機感を募らせる声が高まっている。
城田優さんのTwitterでのメッセージ全文は、以下の通り。
ずいぶん前から「表に立つ仕事をしているのだから誹謗中傷があるのは当たり前」というような風潮がありますが、職業などは関係ありません。
誰もが皆同じように心を持ち、その強度は人それぞれです。
様々なことにおいて、意見や議論はもちろんあっていいと思います。
が、わざわざ当事者の目に入るSNSへ行き、素性も明かさず、無責任に残酷な言葉を並べ、無防備な人を一方的に攻撃するようなことが許されてもいいのでしょうか?
もし自分の家族が、恋人が、友達が同じ目に遭っても、気に留めることなく「仕方ないね、我慢しなさい」と言えるでしょうか?
行き過ぎた悪口は立派な犯罪行為であり、もっと徹底的に厳しく取り締まるべきです。
何度も言いますが、年齢や職業などは関係ありません。
これを容認し続ければ、SNS上での言葉は“凶器”となり続け、それを見て育つ子供達も真似をし、永遠にこの陰湿なイジメがなくなることはなく、これからも沢山の人を苦しめ続けるでしょう。
もはや生活の一部となった今だからこそ、SNSの使い方を見直すべきだと思います。