14日(木)9時現在、強い勢力の台風1号(ヴォンフォン)がフィリピンに近づいています。台風本体の活発な雲の一部は陸地にかかりはじめました。週明けには沖縄の南に進む見込みです。
▼台風1号 5月14日(木)9時
存在地域 フィリピンの東
大きさ階級 //
強さ階級 強い
移動 西 15 km/h
中心気圧 965 hPa
最大風速 40 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 60 m/s
Advertisement
台風の目がはっきりと見られる
衛星画像を見ると台風の目がはっきりと見えており、勢力を強めていることがわかります。すでに台風の発達した雲の一部がフィリピンにかかりはじめました。
明日15日(金)は北よりに進路を変えてフィリピン・ルソン島の東部を通過する見込みです。
週明けは勢力を落としながら沖縄の南へ
世界各国のコンピューターシミュレーションの結果では、フィリピンに接近・上陸後に沖縄の南を進む予想が多くなっています。北上に伴い徐々に勢力を落とす予想ですが、沖縄では台風や湿った空気の影響で、週明けの18日(月)前後に荒れた天気となる可能性があります。
雨や風への備えを早めに行い、今後の情報に注意してください。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風1号の名前「ヴォンフォン(黄蜂/Vongfong)」はマカオが提案した名称で、「すずめ蜂」を意味します。
関連記事
長野・岐阜県境付近で地震増加 13日(水)は1日で約300回発生