1枚39円の価格設定が話題になった「トリニティ」(埼玉県)の通称「原価マスク」。受付初日の4月28日には同社サイトにアクセスが集中し、つながりにくい状況が続くなどトラブルが発生した。同社は同日、「受注数が想定を上回った」として、受注の一時停止を発表した。
再開にあたって、同社は先着順ではなく抽選での販売とした。
同社は応募専用のページに「先着順の場合には、タイミングの問題やITリテラシーの高い方が早めに購入できるという問題もありましたので、抽選購入にすることで公平に購入の機会を用意することができると考えました」と理由を説明している。
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希望者は、抽選購入の申し込みページから応募する。
入庫の目処がついた在庫数に応じて随時抽選し、当選者にメールで知らせるという。
1度当選すると、その後2カ月間は応募できない仕組み。購入可能な箱数は、1〜4箱(50〜200枚)。
「原価マスク」のパッケージには、転売対策として仕入れ価格や運送費といった価格構成のほか、
「原価=販売価格 2176円税込」
と大きく印刷されている。