西島隆弘さん、国立国際医療研究センターに1000万円寄付。「大切に使わせていただきます」と感謝

西島さんは2018年10月に地元・北海道胆振東部地震でのボランティア活動、2019年9月に千葉県での台風被害への復興支援に参加。2020年1月にはオーストラリアにおける森林火災への支援として10万ドルを寄付しています。
▽西島隆弘 ニシジマタカヒロ 音楽グループ「AAA」メンバー 俳優 (第32回日本メガネベストドレッサー賞。東京都江東区)
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時事通信社

Nissyの寄付に国立国際医療研究センターが感謝「大切に使わせていただきます」

 Nissyことダンス&ボーカルグループAAA西島隆弘が25日、国立国際医療研究センターに1000万円寄付したことを報告。この寄付に関して、同センターの國土典宏理事長が「新型コロナウイルス感染症に関する医療や研究のために大切に使わせていただきます」とコメントした。

 西島は、「身内に医療従事者がおり、過酷な医療現場を身近に感じております」と日々感染の危険がある中で働く人々への支援として寄付を行ったとし、「引き続き不要不急の外出は自粛しましょう。そういった行動を一人一人が行うことも支援の一つとなるはずです」と、改めて協力を呼びかけた。

 今回の寄付に対し、国立国際医療研究センターの國土典宏理事長は、「頂戴いたしましたご寄付は、ご趣旨に沿い、新型コロナウイルス感染症に関する医療や研究のために大切に使わせていただきます」と感謝。続けて、「NCGM国立国際医療研究センターは、これからも新型コロナウイルス感染症の患者さんの命を救い、一日も早く健康を取り戻していただくため、職員が一丸となって新型コロナウイルス感染症対策に取り組んでまいります」とコメントした。

 国立国際医療研究センター病院は特定感染症指定医療機関に指定されており、新型コロナウイルス感染症についても、感染症専用の外来診察室や陰圧室などの設備を整えた感染症病床があり、新型コロナウイルス感染症の患者については、この専用施設で専門の医療スタッフが診療を行っている。また、感染症に対する研究なども盛んに行われており、医療関係者向けに新型コロナウイルス感染症関連の情報も公開されている。

 西島はこれまで、2018年10月に地元・北海道胆振東部地震でのボランティア活動、2019年9月に千葉県での台風被害への復興支援に参加。また、2020年1月にはオーストラリアにおける森林火災への支援として10万ドルを寄付している。

 新型コロナウイルスの影響で外出自粛が呼びかけられてからは、“アーティストとして今できること”として、インスタグラムから自宅で制作した楽曲「僕にできること」を披露。会えない環境が増えストレスや不安を抱える人々へ「少しでも気が楽になってくれたら嬉しいです。一緒に乗り越えましょう」というコメントとともに投稿された同曲は、メッセージ性のある歌詞と優しく寄り添ってくれるメロディーに今なお多くの反響を呼んでいる。

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