家電量販店の大手・ビックカメラは4月21日、通販サイト『ビックカメラ.com』で同日10時から実施していた任天堂のゲーム機『Nintendo Switch』の抽選販売の受け付けを一旦停止し、改めて再開すると公式サイトで発表した。
なお、再開時期は未定だという。
ビックカメラの公式サイトによると、Nintendo switch の抽選販売の受付を21日午前10時から実施したが、「大変多くのお申込みアクセスを頂き、大変多くのお申込みアクセスを頂きお申込みを頂けない状況が発生致しました」として中止となった。
購入希望者からのサーバーへのアクセスが殺到したことが原因とみられる。
ビックカメラは、「本日(21日の受付時までに)お申込み完了頂きましたお客様のお申し込みは抽選対象とさせて頂き、抽選受付を再開させて頂いた後にお申込み頂きましたお客様分と合わせまして、抽選を実施させていただきます」としている。
任天堂のゲーム機『Nintendo Switch』をめぐっては、公式サイトで掲載されている本体の希望小売価格は2万9千980円(税抜き)となっているが、Amazonなどのネットショッピングサイトでは5万円以上の高値が付くなど、需要が供給を上回っている。
そのため、同社は『Nintendo Switch』を増産を検討する考えを示していると複数のメディアが報じている。
新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛で家で過ごす時間が増えたことで、『Nintendo Switch』では対応するゲームソフトの『あつまれ どうぶつの森』が人気となり、“おうち時間”でプレイする人が増えている。
抽選販売の一時中止に、ネット上では「おうち時間で早くどうぶつの森やりたいのに」「今回の抽選に懸けてたけど、みんな考えること一緒だった」「しばらく買えないのかな」など落胆の声があがった。