Netflixに登録していても、ドキュメンタリーは観たことないという人は実は多いかもしれません。今、配信サービスではオリジナルのドラマや映画だけではなく、ドキュメンタリーやリアリティー番組にも力を入れています。その中でも、Netflixはバラク・オバマ前大統領夫妻と契約し、初のプロデュース作品『アメリカン・ファクトリー』がアカデミー賞を受賞するなど、抜きんでた存在に。
今回は、新型コロナウイルスの感染が拡大する今、海外視点で感染症について知ることのできる3つのドキュメンタリー作品をご紹介します(※予告編は英語ですが、各配信サービスでは日本語字幕で視聴できます)。
ちなみに、Google Chromeの拡張機能に「Netflix Party」という新しいサービスが追加され、自宅にいながらオンライン上で複数人での同時視聴も楽しめます。
・Netflix『パンデミック -知られざるインフルエンザの脅威-』
2020年1月22日に配信されたNetflixのオリジナルシリーズ。40〜50分×6話でかなり情報密度が濃く、代表的な症例や感染源、蔓延対策、そしてこの数年アメリカ社会を揺るがす「反ワクチン運動」など、感染症に対する基本知識を学ぶことができます。世界中の医療従事者や研究者が奮闘する様子が捉えられていますが、彼らの中には、現在もその渦中から新型コロナウイルスについて情報発信している人たちもいます。
・Netflix『世界の”今”をダイジェスト』シーズン2「次なる伝染病」
アメリカのニュース解説メディアVoxが監修している本シリーズ。20分ほどの番組なので、まずはこちらを観るのが良いかもしれません。2002年に流行したSARSを中心に、世界的なテクノロジーの発展と感染症の拡大・抑止はセットであることが解説されます。ちなみに、Netflixには他にも『ハサン・ミンハジ:愛国者として物申す』など20分ほどの面白くてわかりやすいニュース(トーク)番組があるので、在宅ワークのリフレッシュとしておすすめです。
・Dplay『COVID-19:新型コロナウイルスとの闘い』
ディスカバリー・ジャパンによる動画サービスDplayで配信中。1月に全面封鎖された中国湖西省武漢でウイルスと闘う医師や科学者、ボランティアたちの最前線を追う番組です。日本でも終わりの見えない状況が続く今、世界の現状を知るのは大切なこと。Dplayは他にも『新型コロナウイルス~目に見えぬ脅威~』を配信しており、今後も関連番組を追加していくとのこと。