日本プロ野球選手会が新型コロナウイルス対策基金への寄付を呼びかけている。
選手会のTwitterで4月8日、会長を務める巨人・炭谷銀仁朗選手の動画を投稿。クラウドファンディングサイト「READY FOR」が3日に立ち上げたコロナ対策基金に寄付したこと報告し、協力を呼びかけている。
炭谷選手は「選手会として、感染拡大に少しでも力になれればということで、12球団会長と相談し、全選手にこの寄付について案内しました」と報告。
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「一日も早く日常を取り戻せるよう、みなさんに最高のプレーを見せらるように全力で取り組んでいきます。一緒にこの苦難を乗り越えましょう」と呼びかけている。
続けて、福岡ソフトバンクホークス選手会会長の中村晃選手、埼玉西武ライオンズ選手会会長の森友哉選手の動画も投稿。それぞれ寄付したことを報告し、 中村選手は「一日でも早く終息し、一人でも多く命が助かることを願っています」と協力を呼びかけた。
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プロ野球選手の慈善活動を支援するベースボール・レジェンド・ファウンデーション(BLF)によると、炭谷、中村、森選手ら各球団の選手会長を始め、取り組みに賛同した選手たちが個別に寄付をするという。
寄付した選手のメッセージ動画も順次公開される予定だ。
READY FORは4月3日、新型コロナウイルス感染拡大防止活動のための基金を設立。8日午後1時半現在で約3400人から4700万円以上が集まっている。
集まった基金は、医療機関に支給する物資の購入費用や、影響を受けている子供たちの支援活動資金などに充てられる。
選手会側から協力の打診があり連携が実現したという。