レディー・ガガ、新型コロナ対策支援でバーチャル・コンサート開催へ WHOなどと協力

すでに約38億円の寄付金が集まっているという。
レディー・ガガが、WHOとグローバル・シティズンと協力し、バーチャル・コンサートを開催する。
レディー・ガガが、WHOとグローバル・シティズンと協力し、バーチャル・コンサートを開催する。
ASSOCIATED PRESS

世界で人気の米アーティスト、レディー・ガガが、WHO(世界保健機関)などと協力し、新型コロナウイルスと最前線で闘う医療従事者を支援するためにバーチャル・コンサートを開催する。

世界の重要課題の解決に努める「グローバル・シティズン」とWHOは4月6日、レディ・ガガと協力し、バーチャル・コンサート「One World: Together at Home」を開催することを発表した。4月18日夜(アメリカ現地時間。日本時間では19日午前9時)に、世界中の複数のテレビ局で放送、YouTubeやTwitterなどで配信される予定だ。

イベントは、「新型コロナウイルスの影響を受けている人々の団結や、第一線で勇敢に戦い、命を救っている医療従事者への支援を示す」と声明で語っている。

同イベントはWHOの「新型コロナ団結対策基金」だけでなく、新型コロナの影響で困難な状況にある人々を支援するための地方のチャリティにも向けられる。

WHOの会見にオンラインで参加したレディー・ガガは、「アメリカ、そして世界中で第一線で闘っている医療従事者の方々に感謝しています。あなた方はリスクを背負いながらも、世界を助けてくれています。あなた方に敬意を表します」と医療従事者へ敬意を示し、このイベントで人々を力付けたい、と話した。

彼女はグローバル・シティズンと共に、すでに3500万ドル(約38億円)を集めたと述べた。

参加アーティストはレディー・ガガによって監修されており、ポール・マッカートニーやビリー・アイリッシュ、エルトン・ジョンなどの名前が発表されている。

グローバル・シティズンのCEO、ヒュー・エバンス氏は声明で、「音楽、エンターテーメント、このイベントの影響を通じて、自らの健康のリスクを負いながら、他の人たちを救っている方々を称賛したい」と述べた。

ハフポストUS版の記事を翻訳、編集、加筆しました。

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