志村さん追悼『志村どうぶつ園』番組最高視聴率獲得 個人18.2%&世帯27.3%
新型コロナウイルス肺炎のため先月29日に亡くなった志村けんさん(享年70)が“園長”を務めていた日本テレビ系バラエティー番組『天才!志村どうぶつ園 特別編』の4日放送回が、個人全体平均視聴率18.2%、世帯平均視聴率27.3%だったことがわかった。2004年4月8日の番組開始以来、最高の数字となった。瞬間最高視聴率は午後8時50分で個人22.0%、世帯32.3%(いずれも ビデオリサーチ調べ 関東地区)。
それまでの最高は、2011年11月19日の世帯視聴率19.7%。なお、前回放送の3月21日は世帯視聴率12.0%だった。
『特別編』には“飼育係”の相葉雅紀、“秘書”の山瀬まみ、タカアンドトシ、ハリセンボン、DAIGO、滝沢カレンら、志村どうぶつ園メンバーたちが集結。今月2日に収録され、志村さんの名場面を見ながら思い出を語り合った。
冒頭では、相葉がひとりで「志村さんが亡くなられたことは、信じられませんし、受け止めきることができません。嫌です。悲しすぎます。志村さんの優しい笑顔が頭から離れません」と涙をこらえてコメント。「僕たちは志村さんに教えていただいたことがたくさんあります。そのひとつ。いつもみんなを笑顔に。志村さんが安心してお休みしていただけるように、きょうはみんなを笑顔にできるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします」と呼びかけた。
すべてのVTRが放映され、出演者一同が涙を拭う中、山瀬が「きょうスタジオに来たら、本当に園長いないんだと思って『VTR見るの耐えられるかな』と思っていたけど、見ていたら心が救われていった感じがしました。会いたくなったらまた見ようって思いました。せっかく(どうぶつ園を)残してくれたんだから、改めてみんなでこれからも守っていきたいって思いました。頑張ろうね」と涙を流しながら決意。
相葉も涙を流しながら「園長の周りにはたくさんの愛があって、本当はもっとその愛情に包まれていたかったですけど、でも目を閉じれば園長がいるので、だから僕は前を向きます。みんなを笑顔にできるように、これからも頑張っていきます」と誓った。
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