東京都の小池都知事は3月25日、記者会見を開いて、都内の大学に対して感染拡大を防ぐための対策を取るよう協力を求めた。
小池知事は、都立大学が新学期を5月のゴールデンウィーク明けに後ろ倒しにしたことに触れ、「時期をかなりずらして新学期を始めるということが増えてまいりました」と説明。「その他の大学におきましても効果のある対策を取っていただきたい」と呼びかけた。
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また都立の高校については、国の要請で3月に臨時休校となる前、時差通学や午前10時からの始業にするなどの方式を検討していたと説明。
「改めて時差通学などを考えていきたい」と語る一方で、「日々刻々と変わっていく。残念ながらいい方向ではなく厳しい方向。その中で学校をどうするかは改めて考えたい」と述べた。