世界的な大ヒットとなった海外ドラマ『24』が日本でリメイクされることが決まった。
日本版『24 -TWENTY FOUR-』では、主人公のジャック・バウアーは俳優の唐沢寿明さんが演じる。ジャック・バウアーといえば『24』シリーズの世界観を象徴する代名詞だったが、日本版では「獅堂現馬(しどうげんば)」という名前になる。
オリジナル版では「米国史上初のアフリカ系アメリカ人大統領」が誕生するまでの24時間を描写したが、日本版では「日本初の女性総理」が誕生するまでの24時間を描く。
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日本の制度や文化に基づいて細かな設定は変更されるが、24時間の出来事をリアルタイムで描くスタイルはそのまま踏襲。2001年のオリジナル版放送から変化した2020年の最新テクノロジーと世界情勢も盛り込まれるという。
オリジナル版の大ファンだという唐沢さんは「俳優生命を懸けて取り組みます」とコメント。通常のトレーニングに護身術のトレーニングを加えるなど、過酷な役作りの準備に入っているという。
主演のオファーには驚いたといい、「キャリア史上、一番賛否両論あるんじゃない(笑)?」と言いながら、「自分より下の世代の子たちが今後、海外作品のリメイク版にもバンバン挑戦できる環境を整えるためにも、先陣を切る役目は僕が買って出る」と意気込んでいる。
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女性総理候補や、「獅堂現馬」の妻と娘、オリジナル版で大きな存在感を発揮したCTU(テロ対策ユニット)の仲間たちの日本版キャストの発表が待ち遠しい。