元欅坂46の平手友梨奈さん、最終回のラジオ番組で訴える。「言葉の暴力本当にやめて」SNSでの中傷に言及

最終回の放送で、言葉の暴力が「一番人の心を傷つけてしまう」と語った平手友梨奈さん。また「SNSに逃げないで」とリスナーに語りかけた。

元欅坂46の平手友梨奈さんが3月19日、自身がレギュラーとしてパーソナリティを務めるラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』(TOKYO FM)の最終回で「言葉の暴力というのは本当にやめてほしい」などとリスナーに訴えかけた。

『SCHOOL OF LOCK!』(TOKYO FM)内の『GIRLS LOCKS!』。平手さんは2017年の4月から担当していた。
『SCHOOL OF LOCK!』(TOKYO FM)内の『GIRLS LOCKS!』。平手さんは2017年の4月から担当していた。
TOKYO FM

平手さんは2017年の4月から同番組の『GIRLS LOCKS!』というコーナーを担当。3年間という月日を「早かったですね。あっという間でした」と振り返った。

番組のメインパーソナリティーである“とーやま校長”こと、お笑いコンビ・グランジの遠山大輔とのトークでは、最終回を迎えたことについて「寂しいですし。嫌だなぁ...終わってしまうのが。私にとって、『GIRLS LOCKS!』とか『SCHOOL OF LOCK!』はどこか特別な存在だったし、スタッフさんと毎月会えなくなると思うと、たくさん思うことがあります」と語った。

平手友梨奈が最後に訴えたこと「言葉の暴力は本当にやめて」

『平手友梨奈のGIRLS LOCKS!卒業式』と題して行われた19日の放送。

最後に平手さんは“答辞”として、リスナーに対し、力強くメッセージを届けた。

まず平手さんが訴えたのは「言葉の暴力」について。様々なハラスメントや体罰が社会問題化する中、“一番人の心を傷つける”として以下のように訴えた。

「言葉の暴力というのは、本当にもう、しないであげてほしいです。言葉の暴力というのは、体罰だったり、パワハラだったり、(今の時代)やってはいけないことが増えている中で、一番人の心を傷つけてしまう。最悪の場合、本当にもう死にたいって思っちゃう人もいる。だから、言葉の暴力というのは、本当にやめてほしいなって思います」

さらに、SNS上での攻撃的な書き込みや中傷についても言及。

「SNSは良く使えば本当にすごく便利。でも、ちょっと(使い方を)間違えるだけでいろんな方向に転がっていくと思うので。そこはどうか、絶対にしないでほしいです」と呼びかけた。

「辛いことや苦しいことがたくさんある。(そして)辛いこと、苦しいことの方が多いと思う人も、きっとたくさんいると思います。私もそう思っている人間のひとりです。でも、どれだけ嫌なことがあっても、逃げずに闘ってほしい。闘うことはすごく勇気のいることだし、自分も傷つく。そして相手も傷つくことがあります。もしかしたら、人間関係が崩れちゃうこともあるかもしれない。でもそのことをマイナスに受け取るんじゃなくて、むしろプラスに受け取ってほしいなって思います」と自身の苦しみについて触れながら、恐れずに闘うことの大切さを語った。

最後は、「SNSに逃げないで、どうか信頼できる大人(にでもいいので)話してみてほしいです。話すことはすごく勇気がいることだし、言葉が詰まってしまうかもしれないけど、話すことできっと、楽になることもあると思う」と悩んだ時は一人で抱え込まずに、誰かに話すこと助けを求めてほしいと訴えていた。

平手友梨奈さん
平手友梨奈さん
時事通信社

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