新型コロナウイルスの影響で臨時休園中の東京ディズニーランド・東京ディズニーランドで行われるショーの一部が、3月19日から期間限定でYouTubeで動画配信されている。運営会社オリエンタルランドはハフポスト日本版の取材に対し「異例の試み」と語る。
本来パークで楽しめるはずだったショー、一部をスペシャル動画に
動画が公開されたのは東京ディズニーリゾートの公式YouTube。
4月30日までの期間限定で、本来であれば東京ディズニーランド・東京ディズニーシーのパークで楽しめるはずだったショーの一部を「スペシャル動画」として配信する。いずれも、臨時休園の期間内に公演期間が終了するはずだった。
動画の配信スケジュールは、以下の通りだ。
【3月19日から】
・スペシャルイベント「ピクサー・プレイタイム」よりステージショー「ピクサー・プレイタイム・パルズ」
・スペシャルプログラム「ベリー・ベリー・ミニー!」よりレビューショー「イッツ・ベリー・ミニー!」
【3月25日から】
・東京ディズニーシーのナイトエンターテイメント「ファンタズミック!」
【3月31日から】
・東京ディズニーランド「ポリネシアンテラス・レストラン」のランチタイムショー「リロのルアウ&ファン」
運営会社の広報「異例の試み」
同リゾートが長期での臨時休園の対応をとるのは、東日本大震災があった2011年以来。
当初3月15日までとしていた休園期間を「4月上旬まで」と延長した理由については「3月10日に政府の新型コロナウイルス感染症対策本部から、さらに10日程度のイベント開催などの自粛延長するよう要請を受けて判断した」と説明していた。
運営会社オリエンタルランドの広報担当者は、今回のショー動画の配信について「(前回長期で休園となった)2011年当時にはなかった異例の試みです。新型コロナの影響でパークに訪れることが出来なくなった方にも、少しでも楽しんで頂きたいと思います」とコメント。
運営の再開日は、決まり次第発表するとしている。