新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、環境活動家グレタ・トゥーンベリさんを筆頭に毎週金曜日に行われている気候ストライキをオンラインの場に移す。
感染拡大を食い止めるため、数々の国がそれぞれの国民へ、公共での大規模な集会を避けるよう呼びかけている。そんな中、トゥーンベリさんは3月11日、Twitterでフォロワーに対し、「人混みを作らずに、人々の意識を高め、『変化』を主張できる新たな方法を見つけましょう」と呼びかけた。
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1つの提案として、彼女はデモのサインボードを持って写真を撮り、それを#ClimateStrikeOnlineのハッシュタグと共に投稿するよう述べた。
「危機は『危機』として対応しなければ解決できません。その為、私たちは専門家や科学に耳を傾ける必要があります。これはもちろん、どんな危機に対しても同じです」と投稿した。
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トゥーンベリさんが始めたFridays for Futureの活動は、毎週金曜日、学校を休み、気候危機を訴える運動で、現在では世界中に広がっている。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により、世界中で多くの文化、スポーツ、音楽イベントが中止や延期となっている。
トゥーンベリさんは、「私たち若者は、このウイルスによっての影響は低いですが、最も影響がある人々と連帯し、共有するコミュニティに最適な対応をすることが重要です」
「大人数にはならないように、でも気持ちは上げていきましょう。そして、1週間ずつやっていきましょう」と述べた。
ハフポストUK版の記事を翻訳・編集しました。