西から近づいている前線上に今後低気圧が発生し、明日8日(水)にかけて日本海で猛烈に発達する見込みです。冬というよりも春の嵐のような天気のパターンで、全国的に暴風が吹き荒れます。
8日(水)9時の低気圧の中心気圧は988hPaの予想。7日(火)9時の段階で1012hPaですので、24時間で24hPaも気圧が低下します。日本付近は等圧線の間隔が非常に混みあって、風が強まる見込みです。
全国的に暴風が吹き荒れる
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ウェザーニュースによる明日8日(水)の朝の風向・風速の予想を見ると、西日本の沿岸部は軒並み15~20m/sに達し、平均で20m/sを超える所がある見込みです。瞬間的には30m/sに達するような暴風が吹き荒れます。
午後になると関東から北日本も風が強まり、広い範囲で鉄道の遅れや運転見合わせなどの交通機関への影響の出るおそれがあります。車の運転時の横風や飛来物などにも警戒が必要です。
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西・東日本で雷を伴った強い雨
低気圧や前線付近は大気の状態が不安定で、特に寒冷前線が通過するタイミングでは局地的に雷を伴った強い雨が降る見込みです。この時期としてはかなりの強雨になる所がありますので、ご注意ください。
また、冷たい空気が流れ込む東北は北部で雪になり、山間部では50cm前後の湿った雪が新たに積もり、盛岡市など内陸の市街地でも積雪が予想されます。重たい雪で倒木による停電や鉄道の運行への支障などが発生するおそれがあるため、要注意です。
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