2020年の東京オリンピックの観戦チケットの第2次抽選販売の申し込みが、11月13日から始まる。
今回の抽選で申し込みできる競技は何か、狙い目はどこになるのか。情報をまとめてみた。
第2次抽選、申し込みできる競技・できない競技は?
11月13日から始まる第2次抽選は、第1次抽選・第1次追加抽選で当選しなかった人はもちろん、当選した人や当選したが購入手続きをしなかった人、それに第1次抽選に参加しなかった人もチケット申し込みに必要なIDを登録すれば対象となる。
今回申し込みできるのは、開会式、閉会式、競技(ボクシング含む)のセッション。ボクシングは、今回から新たに申込ができる。
一方、水泳の「マラソンスイミング」・陸上の「マラソン」・馬術の「クロスカントリー」・トライアスロンは、第2次抽選販売の対象外となる。
申し込みできない競技の詳細は、以下の通り。
水泳(マラソンスイミング)
8/5 (TOOWS01) 女子
8/6 (TOOWS02) 男子
陸上
8/2 (TOATH05) 女子マラソン、陸上トラック&フィールド
8/9 (TOATM02) 男子マラソン
馬術(総合馬術(クロスカントリー))
8/2 (TOEQE04) 総合馬術 クロスカントリー団体兼個人
トライアスロン
7/27 (TOTRI01) 男子
7/28 (TOTRI02) 女子
8/1 (TOTRI03) 混合リレー
狙い目はどこなのか?第1次抽選結果を分析してみると...
第1次抽選で当選できなかった人は、その反省を踏まえて今回の抽選に臨みたいところ。
組織委員会は、公式サイトで「第1次抽選販売の申込傾向」を公表している。
それによると、以下の4つの傾向が分かった。
《決勝セッションの申込が多い》
過去の大会で日本人選手がメダルを獲得している競技や、人気
の高い競技は特にその傾向があったという。
《とことんいい席で見るか、安い席で見るか。皆、考えは同じ》
チケットの価格が最も高い席(A席)と最も安い席は人気だった。
《平日昼間の競技は狙い目か》
金曜日の夜や土曜日に開催される競技の申込みが多かった一方、一部の競技を除いて、平日の昼間に行われる競技は申込が比較的少なかった。
《席数の多い競技会場では申込みが分散》
席数が多く広い会場での競技や予選の数が多い競技は、申込が分散する傾向が見られた。
ちなみに、さらに詳しく傾向を見てみると、第1次販売で最も人気が集中したのは開会式と閉会式だった。
東京大会から正式に採用された新競技の空手やサーフィン、自転車競技のBMX(フリースタイル)やスケートボードも人気が高く、倍率が高かった。
申込みの際に気をつけたい注意点は?応募期限はいつまで?
第2次抽選販売にも、第1次抽選と同様にルールや細かな注意点があるので、それらを守った上で抽選に臨もう。
第2次抽選では、当選枚数は最大で18枚までとなる。第1次希望と第2希望それぞれ18枚ずつ申し込めるが、当選するのは18枚だ。
また、競技セッションごとの申込・購入の上限枚数は、第1次抽選販売からの累計となる。
例えばバレーボール予選のセッションの上限は6枚だが、すでに第1次販売で4枚当選している場合は、第2次抽選販売で申込みできる枚数は2枚となる。
これらの情報やルールを参考にしながら、どの競技に申し込むか検討してみてほしい。
《東京オリンピック観戦チケットの第2次抽選販売》
申込期間:2019年11月13日未明から11月26日11時59分
抽選結果の発表:2019年12月18日
当選チケットの購入手続期間:2019年12月18日から2020年1月10日午後11時59分
【注意】12月24日から1月6日の午後11時59分までは休止期間のため、チケットの購入手続は不可となる。