ラグビーワールドカップで日本代表は10月13日、強豪スコットランドを28対21で破り、史上初の決勝トーナメント進出を決めた。
試合後、主将のリーチ・マイケル選手は「非常に嬉しいです。台風で避難している人たちに、少しでも勇気を与えられたと思います。今日はただの試合というわけではありませんでした。この試合に向けて気持ちを高めてきました。試合ができただけで嬉しいですし、応援をいただいてありがたい。今日はスキルだけではなく、気持ちの強さで勝てたと思います」と、台風19号の被災者に向けたメッセージを送った。
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ヘッドコーチのジェイミー・ジョセフ氏も「台風で亡くなった方々、避難している方々にお見舞い申し上げる」と語り、「この国にとって特別な瞬間に、日本代表のコーチとして居合わせる事ができて嬉しい。選手は体を張って素晴らしいゲームを見せてくれた。スコットランドに匹敵するゲームだった。経験値が劣る中で、最高のプレー見せた」とチームをたたえた。
日本ラグビーの決勝トーナメント進出は史上初の快挙。
この日、2トライをあげてプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた福岡堅樹選手は、「日本ラグビーの新しい歴史を作るために全てを捧げてきた。本当に最高の瞬間です。本当にありがとうございます」と喜びを爆発させた。
プレーヤー・オブ・ザ・マッチのカップは女子テニスの大坂なおみ選手から手渡された。