大型で非常に強い台風19号が接近している。10月12日夕方から夜にかけて、東海・関東地方に上陸すると見られ、記録的な大雨となる見込み。
静岡、神奈川、埼玉、東京などで広い範囲で、多くの自治体が「避難勧告」を出している。
報道機関の写真から、台風が迫っている各地の様子を伝える。
三重・熊野
熊野市の港には、台風の接近の影響で巨大な波が打ち寄せている。沿岸では飲み込まれそうなほどの高さの波がしぶきをあげている。波は港に流れ込み、屋外の施設の床が浸水している様子だ。
三重・鈴鹿
鈴鹿市白子の道路には、走っている車もほとんどない。白子駅には午前中、ガラガラの電車を待つ乗客の姿もあったようだ。
愛知・豊田
12日に予定されていたラグビーワールドカップのニュージーランド対イタリア戦が中止となった愛知・豊田市では、雨と風が強まっている様子。車もほとんど走っていない。
神奈川・藤沢(江ノ島)
神奈川・江ノ島への続く橋に、波が打ち寄せ水しぶきを上げている。水しぶきが道路を走る車にかかりそうなほど、水面も高いように見える。
東京・羽田空港
羽田空港はほぼ全便が欠航となり、出発ロビーの電光掲示板には「欠航」の文字が並んだ。人もほとんどおらず、閑散とした状態となった。
東京 ・大手町
出歩いている人はほとんどおらず、停めてあった自転車も強風で倒れている。台風の影響で閉店となった店をのぞく人の姿も見られたようだ。
※不要不急の外出は控え、命を守る行動をとってください。