大型で非常に強い台風19号は、勢力を保ったまま10月12日夕方から夜にかけて東海から関東に上陸すると見られています。
気象庁などは不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。情報はどこで入手したらいいのでしょうか。災害時にネットで情報収集する手段をまとめました。
東京都の洪水情報は?
東京都では、都内を流れる河川の水位情報や注意報・警報・特別警報をリアルタイムで公表しています。発表中の洪水予報や土砂災害警戒情報なども確認できます。
午前10時46分現在、東京都町田市などを流れる境川の昭和橋で氾濫危険情報が発表されています。
東京都は、同じ情報をリアルタイムで「東京都水防」の公式ツイッターからも発信しています。公式サイトは繋がりにくくなっているため、ツイッターから情報を取得するのもおすすめです。
「気象庁防災情報」の公式ツイッターも登録を
気象庁公式ツイッターの防災情報アカウント「気象庁防災情報」は、一目で重要な情報が入手できるので定期的にチェックするのがおすすめです。
台風19号に限らず、大雨、地震、火山噴火などの災害時、現況や見通し、防災上の注意点や記者会見の内容を発信してくれます。
首相官邸の公式ツイッターも
首相官邸の公式ツイッターアカウント「首相官邸(災害・危機管理情報)」も便利です。地震、台風、大雨や重大事件など、災害・危機管理関連の政府の活動情報を確認できます。
今回の台風19号では、備えに役立つ関係府省庁等のツイートをモーメントにまとめてあります。ぜひ確認してみてください。
避難所の情報は?
まずはお住いの自治体の公式サイトから、避難警戒情報や避難所の開設状況などを確認しましょう。
また、「yahoo!避難所マップ」でも、自治体から提供を受けた避難所データなどをもとにした全国の避難所情報を確認できます。
災害時には、避難所の情報が掲載されている自治体の公式サイトが繋がりにくくなるため、ここで情報を入手できることを確認しておくと便利です。
NHIKの公式サイトでも
各地の生活、ライフライン情報を確認するには、「NHK各地域災害情報」のサイトが便利です。被害の状況やライフラインが、一目で把握できます。
また、「日本透析医会災害時情報ネットワーク」では、災害時に透析が必要な人向け。透析可能な病院を確認できます。
命を守るため、早めの避難を
なによりも大切なことは、早めの避難だ。市町村から避難勧告や避難指示があったら、すぐに動けるように準備して、すばやく避難しよう。また、避難勧告が出されていなくても、危険を感じたら、自主的に避難しよう。
都心では、遠くの避難場所へ避難するより、隣近所の2階以上の頑丈な建物に避難するほうが安全な場合もある。避難する場合は、周囲の状況なども総合的に判断し、行動するようにしましょう。