ラグビー日本代表は10月5日、サモアと対戦し、38対19で勝利した。
日本は勝ち点5を獲得し、3戦全勝で合計勝ち点14でプールA暫定1位に躍り出た。史上初の決勝トーナメント進出に大きく近づいた。
日本は序盤にペナルティキックで立て続けに得点を奪ったが、サモアもペナルティキックを積み重ね、6-6と一進一退。田村優の安定したペナルティキックでリードを保つと、前半27分にはサモア出身のラフェエレがトライを決め、14-6と突き放した。体格で勝るサモアに当たり負けせず、松島幸太朗のキレのある突破などで、相手はついてこれなかった。
16-9で折り返した。
後半は、出だしに相手にペナルティキックからの失点を許したが、日本がペースを譲らなかった。守備が光った姫野和樹がジャッカルを成功させペナルティキックを奪うと、田村が確実に決めて得点。後半13分には、その姫野が押し込んでトライをゲット。そのあとのコンバージョンキックも確実にものにし、26-12と突き放した。
日本は徐々に疲れが見え、後半22分にはヘンリー・タエフにトライとコンバージョンキックを沈められ26-19。
ところが直後の日本の攻めで、混戦から華麗なパス回しで、途中交代の福岡堅樹がトライを成功。さらに試合終了間際には、松島幸太朗がトライから、田村がコンバージョンキックを成功させ、38-19で勝利した。
得点シーンは、以下の通り。
3-0(前半2分):田村優がペナルティキック成功
6-0(前半7分):田村優がペナルティキック成功
6-3(前半9分):ヘンリー・タエフがペナルティキック成功
6-6(前半15分):ヘンリー・タエフがペナルティキック成功
9-6(前半23分):田村優がペナルティキック成功
14-6(前半27分):ラフェエレがトライ成功
16-6(前半29分):田村優がコンバージョンキック成功
16-9(前半33分):ヘンリー・タエフがペナルティキック成功
前半終了
16-12(後半4分):ヘンリー・タエフがペナルティキック成功
19-12(後半10分):田村優がペナルティキック成功
24-12(後半13分):姫野和樹がトライ成功
26-12(後半15分):田村優がコンバージョンキック成功
26-17(後半32分):ヘンリー・タエフがトライ成功
26-19(後半33分):ヘンリー・タエフがコンバージョンキック成功
31-19(後半35分):福岡堅樹がトライ成功
36-19(後半44分):松島幸太朗がトライ成功
38-19(後半46分):田村優がコンバージョンキック成功